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by lineage

現代国内

綾辻・法月・有栖川の新本格から、米澤・今村・阿津川ら現在の書き手まで。
275 BOOKS
そして五人がいなくなる 表紙画像
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そして五人がいなくなる

はやみねかおる
名探偵・夢水清志郎が登場するシリーズ第1作。子どもを次々消す怪人「伯爵」事件に挑む。
★ イチオシ#名探偵に身を任せる#クセの強い天才探偵#軽妙・ユーモア
亡霊は夜歩く 表紙画像
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亡霊は夜歩く

はやみねかおる
三姉妹の通う学校に伝わる四つの伝説がよみがえる——夢水清志郎シリーズの第2作。
★ イチオシ#名探偵に身を任せる#クセの強い天才探偵#怪奇と幻想の香り
消える総生島 表紙画像
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消える総生島

はやみねかおる
映画のロケ先・総生島で、島や館が消える謎に挑む——夢水清志郎シリーズ第3作。
★ イチオシ#名探偵に身を任せる#クセの強い天才探偵#館・クローズドサークル
魔女の隠れ里 表紙画像
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魔女の隠れ里

はやみねかおる
雑誌記者の取材に同行し、《幽霊のシュプール》と《殺人ゲーム》の謎に迫る——夢水清志郎シリーズ第4作。
★ イチオシ#名探偵に身を任せる#クセの強い天才探偵#軽妙・ユーモア
探偵が早すぎる 表紙画像
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探偵が早すぎる

井上真偽
犯行計画を立てただけの段階で名探偵が現れ、事件を未然に見抜いてしまう。井上真偽が2017年に講談社タイガから上下2巻で出した倒叙ミステリ。
★ イチオシ#軽妙・ユーモア#頭をフル回転させたい#特殊設定ミステリ
悪意 表紙画像
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悪意

東野圭吾
捕まった犯人が口を閉ざす「動機」とは何か。加賀恭一郎シリーズ第4作のホワイダニット。
★ イチオシ#誰が犯人かより、なぜ#物語の前提が崩れる
どちらかが彼女を殺した 表紙画像
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どちらかが彼女を殺した

東野圭吾
二人の容疑者、最後まで明かされない真相。犯人の名を作中に書かない挑戦状型の本格。
★ イチオシ#誰が犯人かより、なぜ#多重解決・解き直し#頭をフル回転させたい
容疑者Xの献身 表紙画像
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容疑者Xの献身

東野圭吾
数学者と物理学者、二人の天才の対峙。第134回直木賞と第6回本格ミステリ大賞をあわせて受けた、ガリレオシリーズ初の長編。
★ イチオシ#頭をフル回転させたい#誰が犯人かより、なぜ#クセの強い天才探偵
medium 霊媒探偵城塚翡翠 表紙画像
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medium 霊媒探偵城塚翡翠

相沢沙呼
死者が視える霊媒・城塚翡翠と推理作家・香月史郎が、証拠を残さない連続殺人鬼を追う。第20回本格ミステリ大賞受賞作。
★ イチオシ#物語の前提が崩れる#週末をまるごと溶かす#特殊設定ミステリ
黒牢城 表紙画像
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黒牢城

米澤穂信
米澤穂信の長編(2021年)。天正6年(1578年)、織田信長に反旗を翻した荒木村重が籠城する有岡城。村重は説得に訪れた黒田官兵衛を土牢に幽閉するが、城内で不可解な事件が相次ぐ。城外に出られないはずの官兵衛に謎解きを求めるという構造が...
#歴史・異国ミステリ#安楽椅子探偵#頭をフル回転させたい
王とサーカス 表紙画像
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王とサーカス

米澤穂信
2001年6月、新聞社を辞めてフリージャーナリストに転じた太刀洗万智は、雑誌のアジア特集の事前取材でネパールの首都カトマンズに滞在していた。穏やかな取材の日々がはじまった矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が起きる。情報が錯綜す...
#誰が犯人かより、なぜ#歴史・異国ミステリ#不穏な余韻
真実の10メートル手前 表紙画像
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真実の10メートル手前

米澤穂信
『王とサーカス』と同じ太刀洗万智を主人公に据えた連作短編集。「真実の10メートル手前」「正義漢」「恋累心中」「名を刻む死」「ナイフを失われた思い出の中に」「綱渡りの成功例」の全6編がいずれも独立したミステリでありながら、ジャーナリズム...
#通勤30分で1話#誰が犯人かより、なぜ#不穏な余韻
折れた竜骨 表紙画像
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折れた竜骨

米澤穂信
12世紀末、北海に浮かぶソロン諸島を舞台に、放浪の騎士ファルクが領主ローレントに暗殺騎士の魔術による命の危険を告げ、傭兵たちが集められた島で殺人が起きる特殊設定本格。第64回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞、「ミステリが読...
#とにかく騙されたい#特殊設定ミステリ#歴史・異国ミステリ
氷菓 表紙画像
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氷菓

米澤穂信
「やらなくてもいいことなら、やらない」が信条の高校生・折木奉太郎は、なりゆきで神山高校古典部に入部する。密室になった教室、毎週決まって借り出される本——日常に潜む謎を仲間に頼まれて解くうち、『氷菓』という題名の文集に関わる三十三年前の...
#文芸の香り#シリーズの幕開け#頭をフル回転させたい
ボトルネック 表紙画像
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ボトルネック

米澤穂信
亡くなった恋人を追悼するため福井県の東尋坊を訪れた「ぼく」は、断崖から墜ちた——はずだった。気がつくと見慣れた金沢の街にいて、自宅で迎えたのは見知らぬ「姉」。ここでは自分は「生まれなかった」人間なのか——青春小説にifの問いを接続した...
#物語の前提が崩れる#特殊設定ミステリ#不穏な余韻
魔眼の匣の殺人 表紙画像
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魔眼の匣の殺人

今村昌弘
神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子は、ある調査の過程で人里離れた元研究施設「魔眼の匣」を訪れる。そこで予言者として畏れられる老女から「2日のうちにこの地で4人が死ぬ」と告げられた後、外界と繋ぐ唯一の橋が焼け落ち、訪問者たちは閉...
#とにかく騙されたい#特殊設定ミステリ
兇人邸の殺人 表紙画像
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兇人邸の殺人

今村昌弘
廃墟テーマパーク「ルナリア・ガーデン」の敷地内に、奇怪な邸宅「兇人邸」がそびえる。神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子は、彼らが追い続ける秘密組織「班目機関」の研究資料が屋敷内に隠されているとの情報を得て、資料回収を目論む一団と...
#特殊設定ミステリ
でぃすぺる 表紙画像
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でぃすぺる

今村昌弘
小学六年生のユースケ、サツキ、ミナの三人が、町に伝わる「奥郷町の七不思議」の謎を追うジュブナイル本格。一年前に亡くなったサツキの従姉が遺した、六つしかない「七不思議」のファイルを手がかりに、オカルト好きのユースケと現実派のサツキが推理...
#特殊設定ミステリ
録音された誘拐 表紙画像
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録音された誘拐

阿津川辰海
探偵自身が誘拐されるという発端から始まる阿津川辰海の本格誘拐長編。残された助手・山口美々香は、耳の良さを頼りに、手掛かりに潜むかすかな違和感を拾い上げ、誘拐犯との攻防に挑む。短編集『透明人間は密室に潜む』収録「盗聴された殺人」と同じ探...
#心理サスペンス
時空旅行者の砂時計 表紙画像
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時空旅行者の砂時計

方丈貴恵
2018年、重病の妻を救うため、加茂冬馬は「マイスター・ホラ」と名乗る声に導かれ、1960年の竜泉家の別荘へと送り込まれる。そこで解き明かさねばならないのは、妻の祖先一族を襲った「死野の惨劇」と呼ばれる連続殺人の真相であり、絵画「キマ...
#とにかく騙されたい#特殊設定ミステリ
名探偵に甘美なる死を 表紙画像
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名探偵に甘美なる死を

方丈貴恵
ゲーム会社メガロドンソフトが主催するVRミステリゲームのイベントに、犯人役として雇われた加茂冬馬が招かれる。会場「メガロドン荘」には八人のアマチュア名探偵が集められ、和やかなオープニングが進行するはずだった——しかし催しは一転して殺戮...
#特殊設定ミステリ
孤島の来訪者 表紙画像
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孤島の来訪者

方丈貴恵
幼馴染みを謀殺された復讐を誓う青年・竜泉佑樹は、ターゲットに接近するためテレビ番組制作会社のADとなり、標的の三名とともに無人島ロケに参加する。だが佑樹が自ら手を下す前に、標的の一人が殺害されてしまう。犯行には人ではない何かが絡み、そ...
#特殊設定ミステリ
名もなき星の哀歌 表紙画像
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名もなき星の哀歌

結城真一郎
新卒銀行員の良平と漫画家志望の健太には、もう一つの顔がある——人の記憶を小瓶に封じて売り買いする闇の「店」で働く裏稼業。ある日、二人は路上ライブで歌う星名と出会い、その歌に心を惹かれる。「店」の記憶取引の力を使い、二人は謎めいた彼女の...
#特殊設定ミステリ
プロジェクト・インソムニア 表紙画像
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プロジェクト・インソムニア

結城真一郎
睡眠導入剤「フェリキタス」の開発で巨利を得たソムニウム社が極秘裏に進める人体実験「プロジェクト・インソムニア」。被験者は脳内チップを介して同じ夢「ユメトピア」を共有する。ナルコレプシーで職を失った蝶野が被験者として参加し、願望を自在に...
#特殊設定ミステリ
invert 城塚翡翠倒叙集 表紙画像
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invert 城塚翡翠倒叙集

相沢沙呼
『medium 霊媒探偵...
#とにかく騙されたい#特殊設定ミステリ
invert II 覗き窓の死角 表紙画像
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invert II 覗き窓の死角

相沢沙呼
霊媒探偵・城塚翡翠シリーズ第三作にあたる倒叙ミステリ集。前作『invert...
#特殊設定ミステリ
隻眼の少女 表紙画像
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隻眼の少女

麻耶雄嵩
寒村を訪れた大学生・静馬は、そこで起きた殺人事件の犯人と疑われてしまう。窮地の彼を救ったのは、隻眼の少女探偵・みかげだった。事件はいったん解決を見るが、18年の時を経て、ふたたび悪夢が訪れる。閉鎖的な山村と伝承を舞台に据えた麻耶雄嵩の...
#とにかく騙されたい
体育館の殺人 表紙画像
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体育館の殺人

青崎有吾
風ヶ丘高校。激しい雨の降る放課後、旧体育館で放送部部長の少年が刺殺体となって発見される。現場の状況から容疑は卓球部部長の女子生徒に集中し、卓球部員・柚乃が学内随一の天才と呼ばれる裏染天馬に助力を請う——第22回鮎川哲也賞を受賞した青崎...
#文芸の香り
虚構推理 表紙画像
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虚構推理

城平京
幼い頃に怪異たちから請われ「知恵の神」となった少女・岩永琴子と、とある妖怪の肉を食べて異能を得た大学院生・九郎のコンビが、鉄骨を手に街をうろつくアイドルの都市伝説「鋼人七瀬」に立ち向かう。武器は、筋の通った虚構の推理で都市伝説を打ち消...
#特殊設定ミステリ
二の悲劇 表紙画像
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二の悲劇

法月綸太郎
法月綸太郎が1994年に祥伝社ノン・ノベルから刊行した、『一の悲劇』に続く「悲劇」を冠する長編。東京世田谷で「彼女」が殺され、死体から見つかった一本の小さな鍵と「長さ90センチ相当」のキーホルダーを足がかりに、作家=探偵・法月綸太郎の...
#とにかく騙されたい
忌名の如き贄るもの 表紙画像
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忌名の如き贄るもの

三津田信三
「忌名」と呼ばれる真の名を他者に知られてはならぬという習俗が残る山間の集落。人の本名には災いが宿るという信仰のもと、忌名儀礼によって厄を肩代わりさせる風習が続いてきた土地で、ある儀礼の最中に異変が生じる——刀城言耶シリーズの長編、第7...
#村社会・閉鎖共同体
屍人荘の殺人 表紙画像
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屍人荘の殺人

今村昌弘
神紅大学ミステリ愛好会の一回生・葉村譲と、会長で「神紅のホームズ」を自称する明智恭介は、同大学の「探偵少女」剣崎比留子に誘われ、映画研究部の夏合宿に同行し、宿泊先の紫湛荘を訪れる。合宿初日の夜、参加者たちは想定外の事態によって館への籠...
#とにかく騙されたい#特殊設定ミステリ
禁忌の子 表紙画像
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禁忌の子

山口未桜
救急医・武田のもとに搬送されてきた身元不明の溺死体は、自分と瓜二つの容貌をしていた。彼は何者で、なぜ死んだのか——旧友である医師・城崎とともにルーツを辿りはじめた武田の前で、鍵を握る人物が密室内の死体となって発見される。第34回鮎川哲...
#とにかく騙されたい
スウェーデン館の謎 表紙画像
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スウェーデン館の謎

有栖川有栖
雪深い裏磐梯を取材で訪れた推理作家・有栖川有栖は、地元で「スウェーデン館」と呼ばれるログハウスへ招かれ、殺人事件に遭遇する。有栖川の応援要請で臨床犯罪学者・火村英生が加わり、二人は画家姉妹にまつわる事件の謎を、証言と痕跡から丹念に組み...
#不可能犯罪・密室#頭をフル回転させたい#館・クローズドサークル
インド倶楽部の謎 表紙画像
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インド倶楽部の謎

有栖川有栖
生涯の運命が記されているという「アガスティアの葉」。神戸で開かれた私的なリーディングセッションに参加した〈インド倶楽部〉のメンバーが相次いで殺され、予告された死と現実の事件が重なる。臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖が、神秘...
#専門知識で解く#頭をフル回転させたい
沈黙のパレード 表紙画像
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沈黙のパレード

東野圭吾
静岡の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が発見される。捜査線上に浮かんだのは、過去の少女殺害事件でも逮捕されながら無罪となった男。しかし今回も証拠不十分で釈放され、町の人々は深い憤りと沈黙を抱える。物理学者・湯川学、刑事...
#専門知識で解く#頭をフル回転させたい
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法月綸太郎の新冒険

法月綸太郎
鉄道、オカルト、探偵不在の一編まで、収録中編が異なる角度から推理の面白さを照らす。扱う題材だけでなく、物語の組み立てそのものが一編ごとに変わるため、短い区切りで読んでも密度は高い。名探偵・法月綸太郎の思考を追う楽しさと、定型に安住しな...
#通勤30分で1話#頭をフル回転させたい
ノックス・マシン 表紙画像
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ノックス・マシン

法月綸太郎
探偵小説の古典的な規則が、未来の科学技術と出会ったら何が起きるのか。表題作をはじめとする中編は、ジャンルの歴史を題材にしながら、SFの大胆な発想で思考の枠を押し広げる。予備知識があるほど細部を楽しめる一方、奇妙な仮説が転がり出す勢いだ...
#作中作・メタ構造#特殊設定ミステリ
鴉 表紙画像
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鴉

麻耶雄嵩
弟の失踪と死を追う兄がたどり着くのは、地図にない異郷の村。外界から隔てられた土地の因習、押し寄せる鴉の群れ、住人たちのよそ者への視線が、濃密な不安を積み上げる。幻想怪奇の気配に包まれながら、中心には冷徹な論理の問いが据えられている。『...
#物語の前提が崩れる#怪奇と幻想の香り#村社会・閉鎖共同体
貴族探偵対女探偵 表紙画像
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貴族探偵対女探偵

麻耶雄嵩
現場を調べて推理する新米女探偵・高徳愛香と、コネと召使いを駆使する正体不明の貴族探偵。対照的な二人が五つの事件で向き合い、「探偵とは何をする者か」という素朴な問いを軽やかに揺さぶる。優雅な振る舞いと鋭い論理がぶつかるたび、探偵という役...
#多重解決・解き直し#頭をフル回転させたい
夏期限定トロピカルパフェ事件 表紙画像
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夏期限定トロピカルパフェ事件

米澤穂信
目立たず平穏に生きる「小市民」を目指す小鳩君と小佐内さん。高校2年の夏、〈小佐内スイーツセレクション・夏〉が甘い時間を約束する一方、そのそばで謎が動き出す。恋人でも依存し合う間柄でもない「互恵関係」の二人が、軽やかな会話を交わしながら...
#コージー・ほっこり#軽妙・ユーモア#頭をフル回転させたい
追想五断章 表紙画像
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追想五断章

米澤穂信
休学中の大学生・菅生芳光が、伯父の古書店で奇妙な探索を引き受ける。探すのは、依頼人の亡父が残した「結末のない物語」五編。古雑誌をたどる静かな調査は、やがて二十年以上前の未解決事件へとつながっていく。作中には五つの物語のほか、作文や手紙...
#文芸の香り#誰が犯人かより、なぜ
続・日本殺人事件 表紙画像
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続・日本殺人事件

山口雅也
日本に憧れて来日し、念願の探偵事務所を開いたトウキョー・サム。記念すべき最初の依頼人は死霊に怯える相撲取りで、もう一編では禅の修行僧の怪死に向き合う。第48回日本推理作家協会賞を受けた『日本殺人事件』に続く一冊で、外から眺めた日本文化...
#作中作・メタ構造#軽妙・ユーモア
身代わり 表紙画像
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身代わり

西澤保彦
自宅で殺された女子高生と、同じ現場で見つかった警察官の遺体。五日前には、公園で女性を襲おうとした大学生が反撃されて死亡している。一見つながりのない二つの事件に、高瀬千帆と匠千暁が推理で迫る。五日という間隔をはさんで起きた二つの死を、ど...
#物語の前提が崩れる#心理サスペンス
依存 表紙画像
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依存

西澤保彦
大学の指導教授の家に招かれた匠千暁は、紹介された若い夫人を見て青ざめる。それは彼の実の母であり、双子の兄の死にまつわる過去を抱えた相手だった。デビュー作『解体諸因』から続く匠千暁シリーズの長編で、舞台はシリーズおなじみの安槻大学。刊行...
#心理サスペンス#頭をフル回転させたい
ここに死体を捨てないでください! 表紙画像
現代国内

ここに死体を捨てないでください!

東川篤哉
妹の春佳からかかってきた電話は、殺人の告白だった。有坂香織は妹を守るために事件の隠蔽を決意し、廃品回収業の金髪青年を強引に巻き込んで、死体の捨て場所を探しはじめる。山奥の水底に車ごと沈めたところで、帰るための車がないことに気づく——架...
#軽妙・ユーモア#頭をフル回転させたい
仕掛島 表紙画像
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仕掛島

東川篤哉
岡山の名士の遺言に従い、一族の面々が瀬戸内の孤島に建つ別荘へ集められる。巨大な球形展望室を備えたその館で遺言状が読みあげられた翌朝、相続人のひとりが死体となって発見され、島は嵐で外界から隔てられてしまう。私立探偵の小早川隆生と弁護士の...
#不可能犯罪・密室#館・クローズドサークル
星詠師の記憶 表紙画像
現代国内

星詠師の記憶

阿津川辰海
被疑者を射殺した責めを問われ、長期の休暇に入った警視庁刑事の獅堂は、山間の村で香島と名乗る学ランの少年に出会う。少年が属するのは、紫水晶に未来の映像が記録されるという現象を研究する〈星詠会〉。その内部で起きた殺人の一部始終が、水晶のな...
#特殊設定ミステリ
最後のあいさつ 表紙画像
現代国内

最後のあいさつ

阿津川辰海
30年前、国民的な刑事ドラマ『左右田警部補』は最終回を目前にして打ち切られた。主演俳優の雪宗衛が、妻殺しの容疑で逮捕されたためである。雪宗は緊急記者会見を開き、演じてきた刑事さながらに真犯人の正体を暴く「推理」を披露して無罪を勝ち取る...
#心理サスペンス
ノッキンオン・ロックドドア2 表紙画像
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ノッキンオン・ロックドドア2

青崎有吾
探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」には、探偵が二人いる。不可能な状況のトリックを解き明かす御殿場倒理と、不可解な理由や動機を突き止める片無氷雨。相棒でありライバルでもある二人が、六つの事件に向き合う連作短編集の第2集。穴の開いた...
#不可能犯罪・密室#通勤30分で1話#凸凹コンビ・相棒
アンデッドガール・マーダーファルス 2 表紙画像
現代国内

アンデッドガール・マーダーファルス 2

青崎有吾
1899年のロンドンは、一通の予告状に沸いていた。怪盗アルセーヌ・ルパンが、フォッグ邸の宝石を狙うと宣言したのだ。警備に呼ばれたのは、怪物専門の探偵「鳥籠使い」の一行と、世界一の探偵シャーロック・ホームズ。さらにロイズ保険機構のエージ...
#特殊設定ミステリ#怪奇と幻想の香り
アンデッドガール・マーダーファルス 3 表紙画像
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アンデッドガール・マーダーファルス 3

青崎有吾
十九世紀末のヨーロッパを舞台に、怪物がらみの事件だけを引き受ける探偵たちを描くシリーズの第三巻。鴉夜たちが向かったドイツの村では、村人が次々と喰い殺され、闇夜に少女が連れ去られていた。怪物たちの〈夜宴〉と保険機構の〈ロイズ〉も介入し、...
#特殊設定ミステリ#怪奇と幻想の香り#村社会・閉鎖共同体
むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 表紙画像
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むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。

青柳碧人
日本の昔ばなしを本格ミステリに組み替える連作の第二弾。「かぐや姫」「おむすびころりん」「わらしべ長者」「猿蟹合戦」「ぶんぶく茶釜」といった誰もが知る話を土台に、五編の謎解きが並ぶ。前作は2020年の本屋大賞で第10位に入り、年間ミステ...
#特殊設定ミステリ#通勤30分で1話
午後からはワニ日和 表紙画像
現代国内

午後からはワニ日和

似鳥鶏
のどかな楓ヶ丘動物園から、イリエワニが一頭消えた。残されていたのは「怪盗ソロモン」を名乗る貼り紙。凶暴なワニをどう運び出したのかも分からないうちに、今度はミニブタがいなくなる。大型草食獣担当の飼育員と猛禽類担当の獣医が調査に乗り出す、...
#専門知識で解く#コージー・ほっこり#シリーズの幕開け
幽霊刑事 表紙画像
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幽霊刑事

有栖川有栖
刑事・神崎達也は上司に呼び出された夜に射殺され、結婚を目前に幽霊となる。恋人にも家族にも姿は見えず、彼を認識できるのは霊媒体質の後輩刑事・早川だけである。神崎は早川の力を借り、自分が撃たれた理由を追い始める。奇抜な導入から、捜査の面白...
#特殊設定ミステリ#凸凹コンビ・相棒
絶叫城殺人事件 表紙画像
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絶叫城殺人事件

有栖川有栖
黒鳥亭、壺中庵、月宮殿、雪華楼、紅雨荘、絶叫城――印象的な名を持つ六つの場所で、火村とアリスが事件に向き合う。表題作では、若い女性が次々と殺される無差別殺人の陰に、ホラーゲームの怪物の影が差す。暗い景色と端正な推理が、短い物語の中で鮮...
#怪奇と幻想の香り#通勤30分で1話
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スイス時計の謎

有栖川有栖
臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖が組む〈国名シリーズ〉の第7作。 二年に一度の同窓会の当日にメンバーの一人が殺され、被害者の腕時計だけが現場から 消える表題作を中心に、全4編を収める。 2003年に講談社ノベルスから刊行さ...
#頭をフル回転させたい
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妃は船を沈める

有栖川有栖
海に落ちた車から男性の遺体が見つかる。彼は妻の友人で多額の資産を持つ三松妃沙子から 多額の借金をしていた。「妃」と呼ばれるその女性は、三つの願いを叶えるかわりに災いも もたらすという「猿の手」を大切にしていた——彼女の願いは何だったの...
#誰が犯人かより、なぜ#文芸の香り
狩人の悪夢 表紙画像
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狩人の悪夢

有栖川有栖
ホラー作家・白布施に招かれ、ミステリ作家アリスが京都・亀岡の山荘「夢守荘」を訪ねる。 そこには眠ると必ず悪夢を見るという部屋があった。アリスがその部屋に泊まった翌日、 白布施のアシスタントが住む「獏ハウス」で右手首のない女性の死体が見...
#専門知識で解く#怪奇と幻想の香り#頭をフル回転させたい
捜査線上の夕映え 表紙画像
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捜査線上の夕映え

有栖川有栖
2021年8月、大阪のマンションの一室でスーツケースに詰められた男性の遺体が見つかる。 被害者は元ホスト。金銭や異性のもつれから容疑者は早々に浮かぶが、鉄壁のアリバイと 捜査をかき回す「ジョーカー」の存在によって、事件は不可能犯罪の形...
#専門知識で解く#頭をフル回転させたい
日本扇の謎 表紙画像
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日本扇の謎

有栖川有栖
舞鶴の海岸で、記憶を失った青年が一本の扇だけを持って発見される。舞台が京都市内へうつると、青年の周囲で不可解な密室殺人が起き、本人も忽然と姿を消す。臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖が、断片的な事実から見えない因果を探る長編...
#専門知識で解く#頭をフル回転させたい
魔球 表紙画像
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魔球

東野圭吾
春の選抜大会、9回裏2死満塁。開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる「魔球」を投げる。大会後まもなく、捕手の北岡明が愛犬とともに刺殺体で発見され、野球部に疑念が広がっていく。一球に何が込められていたのかという問いを軸に、勝負に...
#見立て・暗号#文芸の香り#誰が犯人かより、なぜ
赤い指 表紙画像
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赤い指

東野圭吾
住宅街で少女の遺体が見つかり、一見平凡な家族が捜査線上に浮かぶ。刑事・加賀恭一郎は、その家に隠されたものがあると見ながら、答えを力ずくで奪うのではなく、家族自身が向き合う道を探る。三世代が暮らす家を舞台に、少年犯罪と親子の責任、老いと...
#物語の前提が崩れる#心理サスペンス
新参者 表紙画像
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新参者

東野圭吾
日本橋で一人暮らしの女性が絞殺され、着任したばかりの加賀恭一郎が捜査に加わる。聞き込みの先で出会うのは、町に暮らす人々が胸にしまった小さな秘密である。章ごとに人物と場所を移しながら、散らばった物語が一つの事件へつながっていく。謎を解く...
#通勤30分で1話#地道な捜査を味わう#コージー・ほっこり
学生街の殺人 表紙画像
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学生街の殺人

東野圭吾
1987年刊、東野圭吾の初期の長編ミステリ。新しい駅の開業で人の流れが変わり、 さびれてしまった学生街を舞台に、ビリヤード場で働く津村光平の周囲で殺人が続く。 二件目は密室の状況で起こり、恋人が抱えていた不可解な行動が謎をさらに厚くす...
#不可能犯罪・密室#文芸の香り#誰が犯人かより、なぜ
天使の耳 表紙画像
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天使の耳

東野圭吾
交通事故だけを素材にした全六篇の連作短編集。1992年に『交通警察の夜』として世に出て、 1995年の文庫化にあたり『天使の耳』へ改題された。表題作は深夜の交差点で起きた衝突事故を扱い、 信号を無視したのはどちらの車かという一点をめぐ...
#専門知識で解く#通勤30分で1話
マスカレード・ホテル 表紙画像
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マスカレード・ホテル

東野圭吾
2011年刊、「マスカレード」シリーズの第1作。都内で続いた殺人事件の現場に残された暗号から、 次の犯行場所がホテル・コルテシア東京であることだけが判明する。捜査一課の新田浩介は ホテルマンに扮して潜入し、フロントクラークの山岸尚美を...
#頭をフル回転させたい#地道な捜査を味わう
麒麟の翼 表紙画像
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麒麟の翼

東野圭吾
2011年刊、加賀恭一郎シリーズ第9作。刺された男が日本橋の麒麟像のところまで自力で歩き、 そこで息絶える。捜査に入った加賀は、被害者が生前「七福神巡り」をしていたことを突き止めるが、 家族にはその目的の心当たりがない。犯人探しよりも...
#地道な捜査を味わう#心理サスペンス
真夏の方程式 表紙画像
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真夏の方程式

東野圭吾
2011年刊、ガリレオシリーズ第6作にして長編3作目。夏休みを親戚の旅館で過ごす少年・恭平と、 仕事で同じ宿に泊まり合わせた物理学者・湯川学。翌朝、もう一人の宿泊客が死体で見つかり、 その男は玻璃ヶ浦に縁のある人物を逮捕した元刑事だっ...
#専門知識で解く#心理サスペンス
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禁断の魔術

東野圭吾
ガリレオシリーズ第8作。2012年の単行本『禁断の魔術...
#専門知識で解く#心理サスペンス
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祈りの幕が下りる時

東野圭吾
明治座の演出家を訪ねた女性が遺体で見つかり、松宮脩平が捜査に当たる。別の焼死体との接点を探るなか、遺品に残された日本橋の橋の名が加賀恭一郎の注意を引く。松宮の捜査と加賀の動揺が、二方向から同じ問題へ近づいていく。感情を大声で説明しない...
#地道な捜査を味わう#心理サスペンス
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夢幻花

東野圭吾
花を育てて暮らす老人が殺され、庭から黄色い花の鉢植えが消える。孫娘・梨乃は、大学院生の蒼太と出会い、花の行方と事件を調べ始める。一方、警察庁に勤める蒼太の兄と西荻窪署の刑事も、それぞれの理由で動いていた。消えた一鉢の黄色い花を軸に、立...
#専門知識で解く#心理サスペンス
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希望の糸

東野圭吾
加賀恭一郎シリーズ第11作。小さな喫茶店を営む女性が殺され、 加賀と松宮は、善人という評判以外に手がかりの乏しい 被害者の周辺を洗う。同じ頃、金沢では一人の男が遺言書を残して息を引き取ろうとしていた。 聞き込みと確認を往復する捜査と並...
#地道な捜査を味わう#心理サスペンス
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白鳥とコウモリ

東野圭吾
2017年、東京竹芝で善良な弁護士・白石健介の遺体が見つかる。捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、 1984年に愛知で起きた金融業者殺害事件と繋がりのある男で、やがて二つの事件の犯人だと自供する。 だが被害者の娘と容疑者の息子は、それぞれ父...
#物語の前提が崩れる#心理サスペンス
あなたが誰かを殺した 表紙画像
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あなたが誰かを殺した

東野圭吾
加賀恭一郎シリーズ第12作。夏の別荘地で一夜に五人が殺され、出頭した犯人は死刑を望むとしか語らない。 納得できない遺族たちは、自分たちの手で真相を確かめるため「検証会」を開く。 そこへ現れたのが、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎だった。 ...
#読者への挑戦#頭をフル回転させたい#名探偵に身を任せる
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犬はどこだ

米澤穂信
調査事務所〈紺屋S&R〉が想定していた業務は、犬捜しただ一種類。 ところが開業早々に舞い込んだのは、失踪人捜しと古文書の解読という、 犬とはまるで縁のない二件だった。二十五歳の所長と助手がそれぞれの依頼を追ううち、 無関係に見えた二つ...
#軽妙・ユーモア#不穏な余韻#地道な捜査を味わう
秋期限定栗きんとん事件 表紙画像
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秋期限定栗きんとん事件

米澤穂信
〈小市民〉シリーズ第3弾。放課後に手紙で呼び出されたあの日から、小鳩君の幸せな高校生活が始まる。文化祭、クリスマス、初詣と季節が巡っても、彼は機会さえあれば謎解きに没頭してしまう。そのころ町では放火が続いていた。甘い題名の下で、自意識...
#頭をフル回転させたい#文芸の香り#心理サスペンス
リカーシブル 表紙画像
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リカーシブル

米澤穂信
父が失踪し、越野ハルカは幼い弟サトルと母の故郷へ移り住む。過疎化する町では高速道路の誘致をめぐる対立が続き、未来を見る「タマナヒメ」の伝承も残されていた。やがてサトルの言葉をなぞるように事件が起こり、ハルカは大人たちの説明を疑い始める...
#心理サスペンス#不穏な余韻#村社会・閉鎖共同体
本と鍵の季節 表紙画像
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本と鍵の季節

米澤穂信
堀川次郎と松倉詩門は、利用者の少ない図書室で当番を務める高校2年生である。二人のもとへ、亡き祖父が遺した金庫の番号を知りたいという先輩の相談が持ち込まれる。本や鍵を入口にした六つの謎に、考え方の異なる二人が食い違い、補い合いながら挑む...
#通勤30分で1話#コージー・ほっこり#凸凹コンビ・相棒
冬期限定ボンボンショコラ事件 表紙画像
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冬期限定ボンボンショコラ事件

米澤穂信
小鳩常悟朗はある日ひき逃げに遭い、右脚を折って入院する。手術と警察の聴取を終えて眠る小鳩の枕元には、「犯人をゆるさない」という小佐内の伝言が残されていた。病床で考える小鳩と、街で犯人を捜す小佐内。動けない者と動く者の対照が、二人の望ん...
#心理サスペンス#文芸の香り#安楽椅子探偵
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巴里マカロンの謎

米澤穂信
〈小市民〉シリーズの番外編にあたる連作短編集。小鳩常悟朗と 小佐内ゆきが、都市の名を冠した洋菓子とともに四つの日常の謎に向き合う。 2004年の『春期限定いちごタルト事件』に始まるシリーズの、 11年ぶりの新刊でもある。扱う出来事は ...
#通勤30分で1話#コージー・ほっこり#軽妙・ユーモア
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いまさら翼といわれても

米澤穂信
〈古典部〉シリーズ第6弾となる短編集で、単行本は2016年11月刊。第5弾から およそ六年ぶりの新作にあたる。夏休み初日、合唱祭でソロパートを任されていた 千反田えるが姿を消し、折木奉太郎が行方を追う表題作をはじめ、2008年から 2...
#通勤30分で1話#コージー・ほっこり#文芸の香り
メルカトルと美袋のための殺人 表紙画像
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メルカトルと美袋のための殺人

麻耶雄嵩
銘探偵メルカトル鮎と、事件に巻き込まれやすい推理作家・美袋三条が いくつもの謎に向き合う短編集。1997年6月に講談社ノベルスから出た一冊で、 出口のない密室から、関係者全員にアリバイがそろう不可能犯罪まで 趣向は広い。一筋縄ではいか...
#通勤30分で1話#クセの強い天才探偵#不穏な余韻
木製の王子 表紙画像
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木製の王子

麻耶雄嵩
比叡山麓に隠棲する白樫家を舞台にした長編。一族の若嫁・晃佳が殺され、 一族の証である指環が持ち去られる。京都の出版社に勤める如月烏有の同僚も 同じデザインの指輪を持っており、容疑者全員には分単位のアリバイが立ちはだかる。 名探偵・木更...
#頭をフル回転させたい#不穏な余韻
螢 表紙画像
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螢

麻耶雄嵩
京都山間部の黒いレンガ屋敷「ファイアフライ館」を舞台にした2004年の長編。 十年前に作曲家・加賀螢司が演奏家六人を殺した場所へ、オカルト好きの学生 たちが肝試しに訪れ、嵐のなかで第一の殺人が起こる。シリーズ探偵を置かない 単発作品で...
#館・クローズドサークル#怪奇と幻想の香り
化石少女と七つの冒険 表紙画像
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化石少女と七つの冒険

麻耶雄嵩
2014年の『化石少女』に続く第2巻。舞台は良家の子女が集う京都の名門高校で、 探偵役は零細な古生物部を率いる化石オタクのお嬢様・神舞まりあである。 雪にまみれ赤いロープで手首を結び合った三人の生徒の死体、男子の制服で 死んでいた女子...
#物語の前提が崩れる#通勤30分で1話#とにかく騙されたい
怪盗グリフィン、絶体絶命 表紙画像
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怪盗グリフィン、絶体絶命

法月綸太郎
「あるべきものを、あるべき場所に」を信条とする怪盗グリフィンを主役にした 冒険譚。メトロポリタン美術館にある贋作のゴッホを本物とすり替えてほしいと いう依頼から話は動き出し、やがて国家の威信をかけた盗みにまで及ぶ。 講談社の叢書「ミス...
#軽妙・ユーモア
犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題 表紙画像
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犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題

法月綸太郎
黄道十二星座とギリシャ神話をモチーフに、名探偵・法月綸太郎が六つの難事件へ挑む連作短編集である。表題作では、解散から10年を経た女性3人組アイドルの旧所属事務所社長が殺され、元メンバーへ疑いが伸びる。星座シリーズの後編にあたり、各編で...
#通勤30分で1話#見立て・暗号
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幽女の如き怨むもの

三津田信三
13歳で売られた少女は「緋桜」と名付けられ、苦痛と悲哀の絶えない遊廓に身を置く。 戦前・戦中・戦後という三つの時代にわたり、同じ場所で身投げが繰り返される。 怪奇幻想小説家・刀城言耶を探偵役に据えたシリーズの第6長編で、2012年に原...
#多重解決・解き直し#怪奇と幻想の香り
寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理 表紙画像
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寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

三津田信三
「山神様のお告げ」で決まった婚姻は、屋敷神「嫁首様」の祟りを避けるため、 相手選びから儀礼まで何もかもが風変りだった。婚礼の夜、花嫁行列に加わった大学生・瞳星愛は、 列の後ろをついてくる花嫁姿の人影を目撃する。刀城言耶の怪異民俗学研究...
#怪奇と幻想の香り
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黄金色の祈り

西澤保彦
母校の天井裏から、盗まれたはずのアルトサックスと天才プレイヤーの白骨死体が 見つかる。他人をうらやみ成功ばかりを求めてきた「僕」は、旧友の不審死を題材に小説を書き、 人生の一発逆転を狙う。語り手の自意識の居心地の悪さが際立つ、 自伝の...
#文芸の香り#物語の前提が崩れる#心理サスペンス
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聯愁殺

西澤保彦
大晦日の夜、四年前の連続無差別殺人事件で唯一生き延びた梢絵を囲み、 推理集団〈恋謎会〉の面々が集まる。ミステリ作家や元刑事といったメンバーが、 なぜ彼女が襲われたのかをめぐって次々に推理を繰り出していく。迷宮入り事件の記録と証言だけを...
#多重解決・解き直し#頭をフル回転させたい
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赤い糸の呻き

西澤保彦
閉じこめられたエレベーターの中で、不可能犯罪が起きる。 表題作をはじめ、“ぬいぐるみ警部”が挑む犯人当て「お弁当ぐるぐる」、 都筑道夫〈物部太郎シリーズ〉のパスティーシュ「墓標の庭」など、趣向の異なる本格推理5編を収める。 2011年...
#物語の前提が崩れる#通勤30分で1話#心理サスペンス
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悪魔を憐れむ

西澤保彦
「恩師が跳び降り自殺しないように見張ってほしい」。大学OBの居酒屋店主にそう頼まれた匠千暁は、 現場で待機しながら先生を死なせてしまう。老教師の死の理由を追う表題作に、刑事の実家で 二十三年続く午前三時の心霊現象を解く「無間呪縛」ほか...
#通勤30分で1話#不穏な余韻
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異分子の彼女

西澤保彦
旧友が妻殺しで逮捕された—— 被害者はかつての憧れの女性・ナナだった。その報せを受けた語り手は、 コロナ禍の櫃洗市で「リモート相談窓口」へ向かう。表題作は第76回日本推理作家協会賞短編部門の 受賞作。市民サーヴィス課臨時出張所の公務員...
#安楽椅子探偵#通勤30分で1話
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もう誘拐なんてしない

東川篤哉
夏休みのバイト中の大学生・翔太郎は、ひょんなことからヤクザの娘の女子高生・絵里香と皐月の姉妹と知り合い、思いがけず狂言誘拐に担ぎ出される。ところが、本物の殺人事件まで起きてしまう。下関の港町の空気に、青春の勢いと本格の論理を重ねるユー...
#軽妙・ユーモア#心理サスペンス
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放課後はミステリーとともに

東川篤哉
鯉ケ窪学園の探偵部副部長・霧ケ峰涼が、UFOらしき物体の出現から珈琲の毒殺未遂まで、 学園の内側で起きる出来事に首を突っ込んでいく連作短編集。本格の道具立てを 揃えながら、語り口は最後まで軽妙である。 『謎解きはディナーのあとで』で本...
#通勤30分で1話#軽妙・ユーモア#コージー・ほっこり
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孤島パズル

有栖川有栖
英都大学推理小説研究会の江神部長と後輩のアリスが、初の女性会員マリアに誘われて南海の孤島へ渡る。島に点在するモアイ像の配置を解き明かせば、時価数億円のダイヤが手に入るという。ところが嵐の夜、滞在客のふたりが凶弾に斃れ、無線機も壊されて...
#館・クローズドサークル#読者への挑戦#頭をフル回転させたい
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女王国の城

有栖川有栖
大学に姿を見せなくなった推理小説研究会の部長・江神二郎を案じ、後輩の四人が木曾路を走って宗教団体〈人類協会〉の聖地・神倉へ向かう。〈城〉と呼ばれる総本部で本人の無事は確かめられるが、そこで殺人事件が起こり、一行は外へ出ることを許されな...
#読者への挑戦#館・クローズドサークル#週末をまるごと溶かす
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マレー鉄道の謎

有栖川有栖
マレーシアの避暑地キャメロン・ハイランドを舞台に、臨床犯罪学者・火村英生と作家・有栖川有栖が異国の連続殺人に挑む〈国名シリーズ〉第6弾。旧友の招きで訪れた楽園で、内側から目張りされた部屋の犯行が起こり、その嫌疑は招待主に向かう。帰国の...
#不可能犯罪・密室#頭をフル回転させたい
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46番目の密室

有栖川有栖
45に及ぶ密室トリックを発表し〈密室の巨匠〉と呼ばれた推理小説の大家・真壁聖一が、 クリスマスの北軽井沢の別荘で死ぬ。自ら考案した46番目のトリックで殺されたのか、 という問いが残される。1992年に講談社ノベルスから刊行された本作は...
#不可能犯罪・密室#館・クローズドサークル#シリーズの幕開け
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鍵の掛かった男

有栖川有栖
2015年1月、大阪・中之島のホテルで長期滞在客の梨田稔が死ぬ。警察は自殺と断定するが、同じ宿を定宿にする作家・影浦浪子は納得せず、ミステリ作家・有栖川有栖と友人の火村英生に調査を託す。スイートに5年住み、周囲に愛され、2億円の預金を...
#地道な捜査を味わう#誰が犯人かより、なぜ
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放課後

東野圭吾
女子高校の更衣室で、生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいるのが見つかる。 教師と距離の近すぎた生徒たちが次々に浮かび、犯人候補は増える一方となる。 1985年、第31回江戸川乱歩賞を森雅裕『モーツァルトは子守唄を歌わない』とともに受け、...
#不可能犯罪・密室#誰が犯人かより、なぜ#文芸の香り
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私が彼を殺した

東野圭吾
男の庭先で、裏切られた女性が自ら命を絶つ。その死を隠したまま結婚式に臨んだ男は、 式の最中に殺される。動機を持つ者は三人――婚約相手の兄、恋人を盗られた男、元交際相手の女。 推理の鍵は、死因となった毒入りカプセルがどこから現れたかとい...
#読者への挑戦#物語の前提が崩れる#頭をフル回転させたい
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聖女の救済

東野圭吾
男が自宅で毒殺される。 動機を持つ妻には、崩しようのないアリバイがあった。 帝都大学理工学部物理学科の湯川学が導き出した結論は「虚数解」だった。 1998年に始まったガリレオシリーズの長編で、『容疑者Xの献身』に続く一作である。 前作...
#不可能犯罪・密室#専門知識で解く
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仮面山荘殺人事件

東野圭吾
湖畔に佇む別荘に、8人の男女が集まる。車で転落死した婚約者を偲ぶ会のはずだった。 そこへ逃亡中の銀行強盗が押し入り、外へも出られず助けも呼べない状況が生まれる。 やがてその閉じた輪の中で殺人が起き、現場の状況から強盗の仕業ではありえな...
#館・クローズドサークル#物語の前提が崩れる#とにかく騙されたい
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頼子のために

法月綸太郎
17歳の娘を殺された父親が、通り魔事件として処理しようとする警察に疑念を抱き、 自ら犯人を突き止めて刺殺し、自分も死を選ぶ――そう書き残した手記から物語は始まる。 それを読んだ名探偵・法月綸太郎が、終わったはずの一件を第三部・第四部と...
#心理サスペンス#物語の前提が崩れる
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一の悲劇

法月綸太郎
犯人は山倉史郎の子と誤って、同級生である冨沢路子の息子を連れ去ったらしい。 厳戒態勢のなか身代金の授受は失敗し、少年は遺体で見つかる。 やがて浮かんだ容疑者には、作家探偵・法月綸太郎と同席していたというアリバイがあった――誤認誘拐とい...
#心理サスペンス#頭をフル回転させたい
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生首に聞いてみろ

法月綸太郎
2004年に刊行された法月綸太郎の長編で、構想に15年を費やしたという。彫刻家が遺した石膏像の首が 切り取られるという発端から、探偵役の推理作家・法月綸太郎が調査に踏み込んでいく。 翌2005年には第5回本格ミステリ大賞を受賞し、「こ...
#見立て・暗号#頭をフル回転させたい
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法月綸太郎の功績

法月綸太郎
探偵役の推理作家・法月綸太郎が登場する短編を5編おさめた作品集。2002年に講談社ノベルスから出て、 2005年に講談社文庫へ入った。収録作のひとつ「都市伝説パズル」は第55回日本推理作家協会賞の 短編部門を受賞しており、巻頭の「イコ...
#通勤30分で1話#読者への挑戦#頭をフル回転させたい
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翼ある闇

麻耶雄嵩
麻耶雄嵩が1991年に世へ出したデビュー長編。京都近郊に建つ古城風の館・蒼鴉城を舞台に、 首なし死体、密室、見立て殺人といった趣向が惜しげもなく積み上げられていく。 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』へのオマージュとして書かれた一作でもある...
#不可能犯罪・密室#館・クローズドサークル#怪奇と幻想の香り
厭魅の如き憑くもの 表紙画像
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厭魅の如き憑くもの

三津田信三
刀城言耶を主役にすえたシリーズの第1長編。舞台は谺呀治家と神櫛家という2つの旧家が並び立ち、 神隠しをはじめとする怪異の絶えない神々櫛村である。戦争からそう遠くない昭和の年、 ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が...
#不可能犯罪・密室#村社会・閉鎖共同体#シリーズの幕開け
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首無の如き祟るもの

三津田信三
奥多摩の山村・媛首村を舞台にした刀城言耶ものの長編。淡首様や首無の化物の伝承が根を張る土地で、 3つに分かれた旧家・秘守一族の一守家に生まれた双児の十三夜参りを境に、戦中から戦後へ跨る惨劇が始まる。 第61回日本推理作家協会賞と第8回...
#村社会・閉鎖共同体#怪奇と幻想の香り#頭をフル回転させたい
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山魔の如き嗤うもの

三津田信三
刀城言耶シリーズの第4長編。忌み山で無気味な現象が続発し、山魔と呼ばれる正体不明のものが取り沙汰される山村が舞台となる。 言耶のもとには、初戸の「成人参り」で禁忌の地に迷い込んだ人物の体験を綴った原稿が届けられ、そこから物語が動き出す...
#不可能犯罪・密室#見立て・暗号#村社会・閉鎖共同体
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水魑の如き沈むもの

三津田信三
奈良の山奥、波美地方。水魑様を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が営まれる。 その日、この地を訪れていた刀城言耶の眼前で不可能犯罪が起こる——というのが本作の発端である。 シリーズ第5長編にあたり、2010年度の第10回...
#不可能犯罪・密室#村社会・閉鎖共同体
名探偵に薔薇を 表紙画像
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名探偵に薔薇を

城平京
城平京が1998年に創元推理文庫から文庫オリジナルで出した長編デビュー作であり、第8回鮎川哲也賞の最終候補作でもある。 マスコミ各社に届いた創作童話『メルヘン小人地獄』をなぞるように事件が起こる、という発端から始まる。 現場に残された...
#読者への挑戦#不穏な余韻
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インシテミル

米澤穂信
報酬に釣られて集まった12人が、外界から切り離された施設で犯人当てを強いられる長編。日常の謎を得意としてきた米澤穂信が、青春小説の枠を外して踏み込んだ転回点にあたる。第8回本格ミステリ大賞の最終候補となり、年末のミステリランキングでも...
#館・クローズドサークル#読者への挑戦#ページをめくる手が止まらない
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満願

米澤穂信
人を殺めた女性が控訴を取り下げ、静かに刑に服す——その真の動機を問う表題作を含む全6篇の短編集。恋人との復縁を望む主人公が訪れる宿、中学生の姉妹、最悪の状況に直面するビジネスマンと、舞台も語り口も一篇ごとに違う。第27回山本周五郎賞に...
#誰が犯人かより、なぜ#心理サスペンス#通勤30分で1話
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儚い羊たちの祝宴

米澤穂信
上流階級のお嬢様たちが集う大学の読書サークル「バベルの会」。その周辺で起きる五つの事件を収めた連作である。夏合宿の二日前に会員の屋敷で惨劇が起こり、翌年も翌々年も同じ日に近親者が命を落とす——そんな不穏な語り口が全篇を貫く。米澤穂信が...
#物語の前提が崩れる#とにかく騙されたい#不穏な余韻
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可燃物

米澤穂信
群馬県警を舞台に、余計な口をきかず周囲に疎まれながらも捜査能力だけは群を抜く葛警部を据えた連作短編集。凶器の見当たらないスキー場の刺殺、山麓で見つかった右上腕、止んでしまった連続放火と、5編それぞれが手強い。米澤穂信が『黒牢城』での直...
#地道な捜査を味わう#頭をフル回転させたい#通勤30分で1話
生ける屍の死 表紙画像
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生ける屍の死

山口雅也
アメリカ各地で不可解な死者の甦りが起きはじめた世界を舞台に、ニューイングランドの田舎町トゥームズヴィルで霊園を経営するバーリイコーン一族の、家長の遺産をめぐる騒ぎを描く長編。山口雅也が1989年に〈鮎川哲也と十三の謎〉の1冊として世に...
#特殊設定ミステリ#物語の前提が崩れる#頭をフル回転させたい
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キッド・ピストルズの冒瀆

山口雅也
名探偵が実在するパラレル英国を舞台にした連作短編集。パンク刑事キッド・ピストルズが、五十年間家から一歩も出なかった老婆の毒殺や、動物園園長が死に際に残した伝言の意味といった事件に挑む。レゲエ・バンドの見立て殺人を扱う「パンキー・レゲエ...
#不可能犯罪・密室#見立て・暗号#シリーズの幕開け
日本殺人事件 表紙画像
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日本殺人事件

山口雅也
憧れの日本にたどり着いた私立探偵トウキョー・サムが、セップク、茶室の密室、オイラン見立ての連続殺人に挑む連作短編集。舞台となる日本は、伝統と現代が入り混じり、神とホトケとサムライ・スピリットが同居する奇妙な国として造形されている。異邦...
#軽妙・ユーモア#頭をフル回転させたい#通勤30分で1話
解体諸因 表紙画像
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解体諸因

西澤保彦
遺体が解体された事件ばかりを9つ集めた短編集。エレベーターが8階から1階に降りる16秒間に解体されたOL、34個に切り刻まれた主婦、首だけ順繰りにすげ替えられた7連続殺人と、いずれも不可解で不可能な事件ばかりが並ぶ。挑むのは、以後シリ...
#誰が犯人かより、なぜ#シリーズの幕開け#通勤30分で1話
七回死んだ男 表紙画像
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七回死んだ男

西澤保彦
同じ日を繰り返し経験する少年・久太郎が、殺される祖父を救おうとするミステリである。 起きた事件を調べることと、目前の死を防ぐことが重なり、不可思議な時間の中で何ができるのかという問いへ読者を誘う。 著者は1995年に『解体諸因』でデビ...
#特殊設定ミステリ#頭をフル回転させたい
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人格転移の殺人

西澤保彦
大地震から逃れた人々が入った先は、人格を入れ替える施設だった。 6人の人格が法則に従って移り、外界から隔てられた状況で殺人事件が起こるという、落ち着く暇のない出発点である。 目に見える身体とそこに宿る人格を分けて考えなければならず、誰...
#特殊設定ミステリ#館・クローズドサークル#頭をフル回転させたい
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神のロジック 人間のマジック

西澤保彦
外の世界から隔てられた、正体のわからない学校に子供たちが暮らしている。 そこは何のための場所で、なぜ自分たちがいるのかという疑問が、ありふれたはずの「学校」という言葉に不穏な響きを与える。 子供たちとともに場所の意味を考えることから始...
#物語の前提が崩れる#心理サスペンス
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密室の鍵貸します

東川篤哉
学生の戸村流平が殺人事件に巻き込まれる、東川篤哉の本格的なデビュー作である。 当人には笑えない災難を、ユーモアのある語りに乗せて読ませるところが、このミステリへの親しみやすい入口となる。 流平の行く末を気にかけながら、事件の疑問にも頭...
#不可能犯罪・密室#軽妙・ユーモア#シリーズの幕開け
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謎解きはディナーのあとで

東川篤哉
企業グループの令嬢でもある新米刑事・宝生麗子が、難しい事件を執事の影山に相談するミステリである。 主人に対しても遠慮のない影山の毒舌と、麗子や上司の風祭警部をめぐるやり取りが、謎解きに軽快な調子を添える。 『密室の鍵貸します』で本格的...
#安楽椅子探偵#軽妙・ユーモア#通勤30分で1話
完全犯罪に猫は何匹必要か? 表紙画像
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完全犯罪に猫は何匹必要か?

東川篤哉
探偵の鵜飼杜夫に舞い込むのは、豪徳寺豊蔵からの猫探しの依頼である。 ところが依頼人は自宅のビニールハウスで殺され、現場には大きな招き猫が置かれていて、捜し物の仕事に物騒な謎が重なる。 猫と招き猫という親しみのある存在が、殺人現場の不可...
#軽妙・ユーモア#頭をフル回転させたい
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交換殺人には向かない夜

東川篤哉
不倫調査を引き受けた私立探偵・鵜飼杜夫が、使用人を装って山奥の邸に入り込む。 弟子の戸村流平はガールフレンドの誘いで山荘へ向かい、刑事たちは女性の刺殺事件を調べるという、それぞれの出発点を持つ物語だ。 人物たちの用事と行動を追う興味に...
#物語の前提が崩れる#軽妙・ユーモア
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江神二郎の洞察

有栖川有栖
大学生のアリスと推理小説研究会をめぐる一年間を、9編の物語でたどる短編集である。 江神部長のいる学生生活に謎が加わり、一つの事件を追う楽しさと、同じ仲間たちの時間を重ねて読む楽しさが並ぶ。 「瑠璃荘事件」などを収めた有栖川有栖の江神シ...
#頭をフル回転させたい#通勤30分で1話
乱鴉の島 表紙画像
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乱鴉の島

有栖川有栖
2006年に新潮社から出た長編。犯罪社会学者の火村英生と友人の推理作家・有栖川有栖が、 手違いで目的地とは違う島へ送られるところから物語は動きだす。 無数の鴉が舞う島には高名な老詩人が隠棲し、その別荘には謎めいた人々が集まってくる。 ...
#館・クローズドサークル#不穏な余韻
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朱色の研究

有栖川有栖
1997年11月に角川書店から刊行された長編。臨床犯罪学者・火村英生のもとへ、 毒々しいオレンジ色を恐れる教え子の貴島朱美が、ある過去の事件の 再調査を持ちかけてくる。当時の関係者への聞き取りを始めた矢先、火村宛に 新たな殺人を示唆す...
#不可能犯罪・密室#頭をフル回転させたい#誰が犯人かより、なぜ
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名探偵の掟

東野圭吾
1996年に講談社から刊行された連作短編集。名探偵・天下一大五郎を軸に、 完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体、童謡殺人といった本格推理の定番の趣向が、 12の事件として次々に持ち出される。すべてを解き明かした名探偵が最後に行き着く...
#作中作・メタ構造#軽妙・ユーモア#通勤30分で1話
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キングを探せ

法月綸太郎
2011年12月に講談社から刊行された長編。繁華街のカラオケボックスに集まった4人の男は、 それぞれに殺意を抱えているという一点だけでつながっている。動機からたどられないよう ターゲットを交換し、誰が誰を担当するかはトランプのカードが...
#倒叙・犯人の視点#頭をフル回転させたい
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密閉教室

法月綸太郎
閉ざされた教室に級友の死体があり、普段そこに並んでいる机と椅子はすべて消えていた。 推理小説好きの高校生・工藤順也がこの異様な出来事に挑む、法月綸太郎のデビュー作である。 いつもの場所から見慣れたものが失われる光景が、誰かの死をめぐる...
#不可能犯罪・密室#頭をフル回転させたい
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雪密室

法月綸太郎
山荘に招かれた法月警視の前で、招待主の女性が離れの死体となって発見される。 部屋は施錠され、雪の上には発見者の足跡だけが残る。自殺とみる地元警察に対して、警視は殺人を疑う。 父は警視、息子は作家という親子が事件に向き合う、1989年刊...
#不可能犯罪・密室#館・クローズドサークル#シリーズの幕開け
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さよなら神様

麻耶雄嵩
神様である鈴木は、事件の犯人の名をこともなげに告げる。その情報に誤りはない。 犯人が先に告げられるところから考えはじめる麻耶雄嵩の作品で、小学生たちの日常と、人の死をめぐる問いが隣り合う。 2014年に文藝春秋から刊行され、第15回本...
#倒叙・犯人の視点#物語の前提が崩れる#不穏な余韻
貴族探偵 表紙画像
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貴族探偵

麻耶雄嵩
自分を貴族と称し、探偵を趣味とする男は、肝心の推理まで召使いに任せてしまう。現代日本を舞台に、優雅な主人と執事やメイドら使用人を配した麻耶雄嵩の短編集である。人を食った設定の可笑しさと、細部を追う謎解きが同居し、主人の振る舞いを眺める...
#不可能犯罪・密室#軽妙・ユーモア#シリーズの幕開け
碆霊の如き祀るもの 表紙画像
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碆霊の如き祀るもの

三津田信三
刀城言耶シリーズの長編第7作。碆霊様を祀る強羅地方の村々には四つの怪談が伝わり、その筋をなぞるように連続殺人が起きる。死体に残された笹舟、現場となった「開かれた密室」、碆霊様が遣わすという唐食船。怪異の意匠がそのまま謎の部品になる構成...
#村社会・閉鎖共同体#怪奇と幻想の香り#頭をフル回転させたい
密室の如き籠るもの 表紙画像
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密室の如き籠るもの

三津田信三
怪異と論理を同じ土俵に乗せる刀城言耶ものの、第1短編集。表題作の舞台は旧家・猪丸家の蔵座敷。記憶をなくした女・葦子が始めた狐狗狸さんの席で、密室と化したその部屋に血の惨劇が起きる。ほかに「首切の如き裂くもの」「迷家の如き動くもの」「隙...
#不可能犯罪・密室#怪奇と幻想の香り#通勤30分で1話
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愚者のエンドロール

米澤穂信
先輩から見せられた自主制作のビデオ映画が、結末を撮られないまま途切れる。〈古典部〉シリーズ第2作は、残された映像だけを手がかりに「あるはずだった結末」を探す一編である。省エネを信条とする折木奉太郎が、千反田えるの好奇心に押されて、廃屋...
#多重解決・解き直し#作中作・メタ構造#頭をフル回転させたい
Iの悲劇 表紙画像
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Iの悲劇

米澤穂信
6年前に無人となった山あいの集落・簑石へ、移住者を呼び戻す。その実務を担う南はかま市「甦り課」の3人が、移住者のあいだで起きる出来事に向き合う連作短編集である。人口減少と限られた予算という現実が物語の地面にあり、全6章は一章ずつ区切っ...
#誰が犯人かより、なぜ#通勤30分で1話
ミステリーズ 表紙画像
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ミステリーズ

山口雅也
1994年8月、講談社刊。現行の講談社文庫《完全版》には、密室殺人にとりつかれた男、公開捜査番組、姿を見せない最後の客と、振れ幅の大きい題材の短編が並ぶ。『生ける屍の死』でデビューした山口雅也が、限られた紙幅のなかで、一編ごとに別の謎...
#作中作・メタ構造#通勤30分で1話
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キッド・ピストルズの妄想

山口雅也
1993年10月に東京創元社から出た中編集で、現在は光文社文庫に副題「パンク=マザーグーズの事件簿」を添えて収められている。名探偵が実在するパラレル英国を舞台に、マザー・グースの歌になぞらえた事件をパンク刑事キッド・ピストルズが追う。...
#読者への挑戦#見立て・暗号
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奇偶

山口雅也
2002年10月、講談社刊。四六判616ページ、原稿用紙にして1200枚という大長編である。「神は骰子を振らない」ならばすべては必然なのか——偶然と必然をめぐる問いを軸に、推理作家・火渡雅が奇怪な連鎖に巻き込まれていく。ミステリという...
#週末をまるごと溶かす#怪奇と幻想の香り#誰が犯人かより、なぜ
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明智恭介の奔走

今村昌弘
2024年6月、東京創元社刊。神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介は、小説の名探偵に憧れ、事件を求めて名刺を配り歩く。助手であり唯一の会員でもある葉村譲を連れ、サークル棟の盗難騒ぎや商店街の噂、試験問題漏洩事件に首を突っ込んでいく。『...
#軽妙・ユーモア#通勤30分で1話
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アミュレット・ホテル

方丈貴恵
宿泊客を犯罪者に限った〈アミュレット・ホテル〉を舞台とする連作短編集。 ホテルに損害を与えないこと、敷地内で傷害・殺人事件を起こさないこと—— この二つの掟が破られるたび、ホテル探偵の桐生が独自の捜査に乗り出す。 著者は『時空旅行者の...
#特殊設定ミステリ#不穏な余韻
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少女には向かない完全犯罪

方丈貴恵
ビルから墜落し、あと七日で消滅する幽霊となった黒羽烏由宇と、 両親を殺された少女・音葉。力も術も持たない二人が手を組み、 この町にいるはずの犯人へ罠を仕掛けていく。 天井に足跡の残る殺人、閉じ込められた第一発見者と、 不可能状況の謎を...
#特殊設定ミステリ#物語の前提が崩れる
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名探偵は嘘をつかない

阿津川辰海
光文社の新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」から送り出された阿津川辰海のデビュー長編。 傲岸不遜にして冷酷非情な名探偵・阿久津透が、証拠を捏造し自らの犯罪を隠蔽した罪で、 本邦初の探偵弾劾裁判にかけられる。請求人六名の一人は、兄を見殺...
#作中作・メタ構造#物語の前提が崩れる
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紅蓮館の殺人

阿津川辰海
〈館四重奏〉の第1作。高校の合宿を抜け出した「僕」と友人の葛城が、落雷による山火事に退路を断たれ、 山中に隠棲する文豪の館へ逃げ込む。翌朝そこで遺体が見つかり、謎を解こうとする者と 脱出を急げと言う者とに避難者は割れる。各章の冒頭には...
#館・クローズドサークル#ページをめくる手が止まらない
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蒼海館の殺人

阿津川辰海
〈館四重奏〉の第2作。学校に出てこなくなった名探偵に会うため、語り手の「僕」が訪ねるのは、 政治家の父と学者の母、弁護士にモデルと、名士ばかりの家族が住む青海館である。明るく歓待されたその夜、 激しい雨が降り続くなかで連続殺人の幕が上...
#館・クローズドサークル#不可能犯罪・密室
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透明人間は密室に潜む

阿津川辰海
阿津川辰海が光文社から出した最初の短編集で、収録は4編。透明人間による不可能犯罪、 アイドルオタクが裁判員裁判に直面する法廷もの、録音された犯行現場、 クルーズ船での拉致監禁と、前提の置き方が一編ごとに入れ替わる。 素材は奇抜だが、そ...
#特殊設定ミステリ#不可能犯罪・密室#通勤30分で1話
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入れ子細工の夜

阿津川辰海
『透明人間は密室に潜む』に続く、阿津川辰海の2冊目の短編集。 私立探偵もののハードボイルド、犯人当てを課す大学入試、作家と訪問者の神経戦、 学生覆面プロレスと、4編は素材からして噛み合わない。 それでいて、どの一編も謎と論理への奉仕と...
#多重解決・解き直し#作中作・メタ構造
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バーニング・ダンサー

阿津川辰海
隕石の落下を機に「コトダマ遣い」と呼ばれる能力者が現れた世界を舞台にした、 〈コトダマ犯罪調査課〉シリーズの第1作。警視庁公安部に新設された部署へ流された 元捜査一課の刑事が、癖の強い同僚たちと異様な焼死事件を追う。 能力に厳格な制約...
#特殊設定ミステリ#凸凹コンビ・相棒#地道な捜査を味わう
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黄土館の殺人

阿津川辰海
〈館四重奏〉の第3作。大晦日、地震と土砂崩れで荒土館が外界から切り離される。 名探偵の葛城が不在のまま、助手役だった田所が 芸術家一家を襲う連続殺人に向き合う構図が本作の骨格である。 「本格ミステリ・ベスト10」2025年版では国内編...
#館・クローズドサークル#物語の前提が崩れる
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午後のチャイムが鳴るまでは

阿津川辰海
舞台は九十九ヶ丘高校、動く時間は昼休みだけ。体育館裏のフェンスの穴から校外へ抜け出す 2年生ふたりの65分に始まり、部誌の校了、表紙イラストレーターの捜索と、 校内の切実な用事が5編にわたって持ち込まれる。どの事件も規模は小さいが、 ...
#コージー・ほっこり#通勤30分で1話
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水族館の殺人

青崎有吾
〈裏染天馬〉シリーズの第2作。夏休みの水族館で飼育員がサメに食いつかれ、 浮かび上がった容疑者11人の全員に強固なアリバイが立ちはだかる。 前作の学校から舞台を移し、今度はアリバイ崩しを正面から引き受けた長編で、 証言と行動を一つずつ...
#専門知識で解く#頭をフル回転させたい
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図書館の殺人

青崎有吾
〈裏染天馬〉シリーズの4冊目で、長編としては3作目にあたる。 9月の期末試験中、閉館後の風ヶ丘図書館に侵入した男子大学生が 山田風太郎『人間臨終図巻』で撲殺され、現場には一冊の本と奇妙なメッセージが残されていた。 凶器も手がかりも図書...
#専門知識で解く#頭をフル回転させたい
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風ヶ丘五十円玉祭りの謎

青崎有吾
〈裏染天馬〉シリーズ第3作にして、初の連作短編集。夏祭りの屋台で受け取る釣り銭が 五十円玉ばかりというごく些細な違和感が、長編と同じ密度の論理で解かれていく。 学食や教室、放課後や夏休みを舞台にした全5編。「本格ミステリ・ベスト10」...
#コージー・ほっこり#通勤30分で1話
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早朝始発の殺風景

青崎有吾
始発電車、放課後のファミレス、観覧車のゴンドラ。逃げ場のない一場面と実時間だけで 進行する、5編の青春ミステリ連作である。扱われるのは事件と呼ぶには小さすぎる謎ばかりだが、 高校生たちの関係が会話のうちに少しずつ動いていく手際が鮮やか...
#物語の前提が崩れる#通勤30分で1話
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ノッキンオン・ロックドドア

青崎有吾
不可能状況のトリックを解く御殿場倒理と、不可解な状況の理由を解く片無氷雨。 HOW と WHY...
#不可能犯罪・密室#凸凹コンビ・相棒#誰が犯人かより、なぜ
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アンデッドガール・マーダーファルス

青崎有吾
吸血鬼も人狼も人造人間も実在する19世紀末ヨーロッパを舞台にした、怪物事件専門の探偵譚である。 銀の杭に貫かれた吸血鬼の死をめぐり、鳥籠を持つ男とその相棒が、怪物ならではの特性を手がかりに 推理を進める。特殊な設定を雰囲気づくりで終わ...
#特殊設定ミステリ#凸凹コンビ・相棒#シリーズの幕開け
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11文字の檻

青崎有吾
『体育館の殺人』でデビューした青崎有吾が、10周年を機にまとめた短編集成。全面ガラス張りの屋敷で起きた不可能殺人を扱う「噤ヶ森の硝子屋敷」から、最強の姉妹を追うロードノベル「恋澤姉妹」まで、作風の振れ幅がそのまま一冊に収まっている。掌...
#物語の前提が崩れる#作中作・メタ構造
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地雷グリコ

青崎有吾
女子高生・射守矢真兎が、子どもの遊びを下敷きにした風変わりな勝負へ次々に挑む連作。罠の位置を読み合いながら階段を上る「地雷グリコ」、独自の手を追加できる「自由律ジャンケン」、歩数とかけ声の文字数を入札する「だるまさんがかぞえた」など五...
#特殊設定ミステリ#頭をフル回転させたい
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恋と禁忌の述語論理

井上真偽
第51回メフィスト賞を受けた井上真偽のデビュー作。雪山の洋館で起きた殺人を、奇蹟の実在を信じる探偵・上苙丞が解いてみせる。ところが天才学者・硯は、その推理を「数理論理学」による検証にかけてひっくり返す。命題論理、述語論理、様相論理と章...
#専門知識で解く#多重解決・解き直し
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その可能性はすでに考えた

井上真偽
井上真偽の第2作。山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺で、ただ一人生き残った少女には、首を斬られた少年に抱えられて運ばれたという不可解な記憶が残っていた。首無し聖人伝説さながらのこの出来事に探偵・上苙丞が挑むが、彼が目指すのは犯人...
#多重解決・解き直し#物語の前提が崩れる
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聖女の毒杯

井上真偽
正式な書名は『聖女の毒杯...
#多重解決・解き直し#専門知識で解く
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アリアドネの声

井上真偽
地震で崩れた地下都市に取り残されたのは、見えず、聞こえず、話せない女性。救助に使えるのは 一台のドローンだけで、浸水までの猶予は6時間しかない。極限まで手段を削った状況下で、 何をどう伝えれば人は動かせるのかを詰めていく、条件設定の勝...
#専門知識で解く#ページをめくる手が止まらない
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午前零時のサンドリヨン

相沢沙呼
第19回鮎川哲也賞受賞作にして、女子高生マジシャン・酉乃初を探偵役に据えた連作短編集である。 学内で起きる謎を、彼女は抜群のマジックテクニックを駆使して解いていく。 放課後にレストラン・バー『サンドリヨン』で腕を磨く彼女の技能は謎解き...
#コージー・ほっこり#専門知識で解く#シリーズの幕開け
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ロートケプシェン、こっちにおいで

相沢沙呼
女子高生マジシャン・酉乃初を探偵役とするシリーズの第二集。冬休みにカラオケへ誘ってきた クラスメイトが泣いて立ち去った理由と、「赤ずきんは、狼に食べられた」と書き残して不登校に なった少女の謎が、並行して語られる。「僕」は酉乃に力を借...
#コージー・ほっこり#専門知識で解く
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#真相をお話しします

結城真一郎
「小説新潮」に発表された5編を収めた短編集。うち「#拡散希望」は2021年に 第74回日本推理作家協会賞の短編部門を受けており、残る4編も題材も語り口も それぞれ大きく異なる。2022年の刊行後、週刊文春ミステリーベスト10の国内 部...
#物語の前提が崩れる#とにかく騙されたい#通勤30分で1話
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救国ゲーム

結城真一郎
「#拡散希望」で日本推理作家協会賞を受けた直後に出た、著者にとって3作目の長編。 限界集落で見つかった首なし死体と、地方の切り捨てを唱えてドローンによる 無差別テロを予告する《パトリシア》。集落の住人の陽菜子とエリート官僚の雨宮が、 ...
#頭をフル回転させたい#誰が犯人かより、なぜ
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難問の多い料理店

結城真一郎
東京・六本木の雑居ビルにある料理店を舞台にした一冊。特定メニューを組み合わせた 注文が謎解きの依頼となり、オーナーシェフは配達員に情報を運ばせるだけで難問を 解いてしまう。事件そのものは生々しいが、料理と配達という日常の作法を通すこと...
#安楽椅子探偵#通勤30分で1話
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白魔の檻

山口未桜
鮎川哲也賞受賞作『禁忌の子』に連なるシリーズ第2弾。北海道の山奥にある病院が 濃霧に覆われ、翌朝の大地震で流れ込んだ硫化水素ガスによって二重に孤立する。 逃げられない状況で不可能犯罪が起こるが、力点は過疎地医療の現実と、災害下で 患者...
#館・クローズドサークル#専門知識で解く
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絞首商會

夕木春央
第60回メフィスト賞を受けた著者のデビュー作。舞台は和洋が入り交じる大正の東京で、 秘密結社との関わりが囁かれた学者の刺殺事件を、かつてその邸に盗みに入った 元泥棒が調べることになる。遺体の移動、血に濡れた鞄の内側、そして依頼人の選択...
#歴史・異国ミステリ#不可能犯罪・密室
方舟 表紙画像
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方舟

夕木春央
山奥の地下建築が地震で封じられ、水没までの猶予はおよそ1週間。だれか一人を 犠牲にすれば全員が脱出できるという条件のもとで殺人が起こり、犯人を突き止める 作業が生死に直結していく。週刊文春ミステリーベスト10 2022...
#館・クローズドサークル#物語の前提が崩れる#とにかく騙されたい
十戒 表紙画像
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十戒

夕木春央
リゾート開業の準備のため枝内島に集まった9人の前で殺人が起こり、遺体のそばには 十の戒律を記した紙片が残されていた。犯人が誰か知ろうとすれば島に仕掛けられた 爆弾が作動し全員が死ぬ、という禁止令のもとで3日間が進行する。捜査を禁じられ...
#館・クローズドサークル#特殊設定ミステリ
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サロメの断頭台

夕木春央
大正期を舞台に、油絵画家の井口と元泥棒の蓮野が、まだ世に出していない絵を 剽窃した犯人を追う長編。調査の途中から、井口の周囲で戯曲『サロメ』に なぞらえたと思われる連続殺人が起こりはじめる。盗作と真贋という美術の問題と、 戯曲になぞら...
#歴史・異国ミステリ#見立て・暗号
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キネマ探偵カレイドミステリー

斜線堂有紀
下北沢の自宅にひきこもり映画を観続ける秀才・嗄井戸高久が、足で情報を運ぶ大学生・奈緒崎の報告だけを頼りに事件を解く連作短編集である。 実在の映画を題材にした4編を収める。 第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受けた斜線堂有紀の...
#専門知識で解く#通勤30分で1話
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楽園とは探偵の不在なり

斜線堂有紀
二人以上を殺した者が天使に地獄へ引きずり込まれる世界を舞台にした、孤島と館の本格ミステリ長篇である。 失意の探偵・青岸焦は、大富豪・常木王凱の誘いで天使の集まる常世島へ渡り、起きるはずのない連続殺人に立ち会う。 犯人がなぜ地獄に堕ちず...
#特殊設定ミステリ#館・クローズドサークル
教室が、ひとりになるまで 表紙画像
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教室が、ひとりになるまで

浅倉秋成
全員の仲がいいと言われていたクラスで、三人の生徒が続けて命を絶った。他人を自殺させる力が使われたと告げられた垣内友弘は、犯人を裁く1度きりの機会を手に、証拠の効かない謎解きへ踏み込む。第20回本格ミステリ大賞と第73回日本推理作家協会...
#特殊設定ミステリ#不穏な余韻
六人の嘘つきな大学生 表紙画像
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六人の嘘つきな大学生

浅倉秋成
IT企業スピラリンクスの最終選考に残った六人の就活生が、ひとつの内定を奪い合うことになる。議論の最中に見つかった六通の封筒には、「●●は人殺し」という告発文が入っていた。凶器も現場検証もなく、手がかりは六人の言動と紙片だけという、会議...
#物語の前提が崩れる#とにかく騙されたい
俺ではない炎上 表紙画像
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俺ではない炎上

浅倉秋成
外回り中の営業部長・山縣泰介は、自分が「女子大生殺害犯」として実名も写真もネットに晒され、大炎上していると知らされる。犯行を自慢するアカウントが本人のものと誤認され、会社も友人も家族も言い分を信じない。日本中を敵に回した逃亡劇でありな...
#物語の前提が崩れる#ページをめくる手が止まらない
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スイッチ 悪意の実験

潮谷験
日当1万円、一カ月後のボーナスは100万円。夏休みのアルバイトとして大学生の箱川小雪たちに渡されたのは、押せば見知らぬ一家が破滅するスイッチだった。押しても押さなくても報酬が変わらないため、動機から人を絞るという推理の常道が最初から封...
#頭をフル回転させたい#心理サスペンス
時空犯 表紙画像
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時空犯

潮谷験
私立探偵の姫崎智弘に、報酬一千万円という破格の依頼が届く。依頼主の情報工学者によれば、依頼日である2018年6月1日はすでに千回近く巻き戻されているという。原因を調べるために集まった面々が巻き戻しを認識する薬剤を飲んだ直後、依頼主が他...
#特殊設定ミステリ#頭をフル回転させたい
伯爵と三つの棺 表紙画像
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伯爵と三つの棺

潮谷験
フランス革命下のヨーロッパの小国で、元・吟遊詩人が射殺された。容疑者は「四つ首城」の改修を任された三兄弟だが、五人が襲撃者を目撃しながら特定に至らない。三人が容姿の似通った三つ子だからである。DNA鑑定も指紋鑑定もない時代に純粋な論理...
#多重解決・解き直し#歴史・異国ミステリ
マツリカ・マトリョシカ 表紙画像
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マツリカ・マトリョシカ

相沢沙呼
相沢沙呼のマツリカシリーズ第3作。学校の怪談「顔の染み女」を調べていた高校生の柴山が、 「開かずの扉の胡蝶さん」という別の噂に行き当たり、その部屋でトルソーを死体に見立てた 事件が起こる。柴山とクラスメイトの前に立ちはだかるのは二重の...
#不可能犯罪・密室#頭をフル回転させたい
名探偵再び 表紙画像
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名探偵再び

潮谷験
潮谷験が2025年に講談社から出した学園ミステリの連作短編集。私立雷辺女学園に入学した 時夜翔には、30年前に理事長Mと対決し、ともに雷辺の滝に落ちて亡くなった名探偵の大叔母がいた。 その名声にあやかって過ごすつもりだった翔のもとへ、...
#通勤30分で1話#軽妙・ユーモア
天久鷹央の推理カルテ 完全版 表紙画像
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天久鷹央の推理カルテ 完全版

知念実希人
天医会総合病院の統括診断部を舞台にした医療ミステリの連作短編集であり、天久鷹央シリーズの 第1作にあたる。各科で「診断困難」と判断された患者が送られてくるこの部門で、部長の天久鷹央が 人魂の目撃談や原因不明の意識障害を医学の言葉に置き...
#専門知識で解く#通勤30分で1話#シリーズの幕開け
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スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ 完全版

知念実希人
天久鷹央シリーズの長編にして、天才医師・天久鷹央と語り手・小鳥遊優が出会うまでを描いた一冊。 外科医としてのキャリアを積んだ小鳥遊が内科への転科を決め、天医会総合病院の門を叩くところから 物語は動きだす。患者との会話もままならない鷹央...
#専門知識で解く#不可能犯罪・密室
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硝子の塔の殺人

知念実希人
知念実希人が初めて正面から取り組んだ本格ミステリ長編であり、巻末には島田荘司が刊行に 寄せた一文が収められている。舞台は長野県・蝶ヶ岳の中腹に建つ地上11階の硝子の館で、 13年前の事件の跡地でもある。刑事、霊能力者、小説家、料理人ら...
#館・クローズドサークル#不可能犯罪・密室#現代によみがえる黄金期
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浜村渚の計算ノート

青柳碧人
青柳碧人のデビュー作にして、数学ミステリの連作シリーズの第1作。少年犯罪対策として 義務教育から数学が排斥された日本で、数学者・高木源一郎が組織を率い、 数学の地位向上を求めてテロを始める。警視庁が切り札として呼んだのは、数学好きの ...
#専門知識で解く#見立て・暗号#シリーズの幕開け
むかしむかしあるところに、死体がありました。 表紙画像
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むかしむかしあるところに、死体がありました。

青柳碧人
日本の昔ばなしを、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといった本格ミステリの主題で 読み解いた短編集。「一寸法師の不在証明」「花咲か死者伝言」「つるの倒叙がえし」 「密室龍宮城」「絶海の鬼ヶ島」の5編を収める。筋書きを誰もが知って い...
#特殊設定ミステリ#不可能犯罪・密室#通勤30分で1話
赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。 表紙画像
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

青柳碧人
クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきんが、行く先々で事件に行き当たる連作短編集。 シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠り姫、マッチ売りの少女を下敷きにした4編が並び、 小道具を使ったトリックが各話の中心に置かれる。全編を貫く大きな謎...
#特殊設定ミステリ#通勤30分で1話#シリーズの幕開け
ナゾトキ・ジパング SAKURA 表紙画像
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ナゾトキ・ジパング SAKURA

青柳碧人
精南大学の男子寮で同室になった長瀬秀次と、ロサンゼルス出身の留学生ケビン・マクリーガル。 旧学生会館で見つかった死体の第一発見者として寮の後輩が警察に連行されたことから、日本文化に通じたケビンが謎を解く側に回る。 SAKURA、FUJ...
#専門知識で解く#コージー・ほっこり
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理由あって冬に出る

似鳥鶏
某市立高校の芸術棟に、フルートを吹く幽霊が出るという噂が流れる。 送別演奏会を控えた吹奏楽部の部長は、噂を否定するため夜の校舎を見張ることにし、 立会人として葉山君が呼び出される。ところが幽霊は本当に現れてしまう。 第16回鮎川哲也賞...
#怪奇と幻想の香り#軽妙・ユーモア#シリーズの幕開け
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彼女の色に届くまで

似鳥鶏
画廊の息子として育ち、画家を志しながら公募に落ち続ける高校生・緑川礼。 学校の絵画損壊事件の犯人にされかけた彼を救ったのは、無口で謎めいた同学年の千坂桜だった。 千坂は有名絵画をヒントに、事件の像を描き直してみせる。 高校から芸大、そ...
#専門知識で解く#通勤30分で1話
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叙述トリック短編集

似鳥鶏
題名がそのまま、書き手の宣言になっている短編集である。 巻頭に置かれた「読者への挑戦状」で、収録作すべてに仕掛けがあることが先に明かされる。 後出しにならないよう手の内を見せたうえで、それでも読者を出し抜けるのか—— 「ちゃんと流す神...
#物語の前提が崩れる#読者への挑戦#通勤30分で1話
放課後ミステリクラブ 1 金魚の泳ぐプール事件 表紙画像
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放課後ミステリクラブ 1 金魚の泳ぐプール事件

知念実希人
夜の学校のプールに、だれかが金魚を放った。 先生の依頼を受けて動き出すのは、4年1組の辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称ミステリトリオである。 殺人は起きず、漢字にはすべてフリガナが付くが、推理の手続きは大人向けの本格ミステリと変わらな...
#コージー・ほっこり#読者への挑戦#シリーズの幕開け
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踊る夜光怪人

はやみねかおる
幽霊坂の下の桜林公園に、夜光怪人が出るといううわさが広がる。 同じころ亜衣とレーチは、後輩の千秋に頼まれて、寺の住職である父親の悩みに首を突っ込むことになる。 そこで見せられたのは、意味の取れない暗号だった。 うわさと暗号はどこかでつ...
#名探偵に身を任せる#クセの強い天才探偵#見立て・暗号
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機巧館のかぞえ唄

はやみねかおる
機巧館でひらかれたパーティーのとちゅうで、老推理作家が姿を消す。 消えるまえに彼がつぶやいた呪文のようなかぞえ唄のとおりに事件は続き、やがて亜衣の身にも危険がせまる。 館、消失、見立てという道具立てを、ふりがな付きの一冊にそのまま持ち...
#名探偵に身を任せる#不可能犯罪・密室#見立て・暗号
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ギヤマン壺の謎

はやみねかおる
黒船があらわれる時代の長崎、出島。高価なギヤマンの壺が蔵から消えるという難題を、 黒ずくめの怪しい男・夢水清志郎左右衛門が解いてみせる。 土佐弁の愉快な侍と道中をともにして江戸に着いた彼は、三姉妹が大家の割長屋で暮らすことになる。 〈...
#名探偵に身を任せる#不可能犯罪・密室#歴史・異国ミステリ
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徳利長屋の怪

はやみねかおる
「名探偵夢水清志郎事件ノート」外伝・大江戸編の後編。1999年11月に講談社青い鳥文庫から出て、2010年1月に講談社文庫へ収められた。舞台は幕末の江戸、亜衣たち3姉妹が暮らす徳利長屋で、長屋に落ち着いた夢水清志郎左右衛門が花見に浮か...
#名探偵に身を任せる#歴史・異国ミステリ#軽妙・ユーモア
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人形は笑わない

はやみねかおる
シリーズ第9作。雑誌の謎解き紀行の取材という名目で、名探偵夢水清志郎が毬音村へ向かう。村には夜になると人形が歩きまわるといううわさがあり、人形作家だった栗須寧人が建てた人形の塔と、3年まえにそこで起きた謎めいた事件が待っていた。ところ...
#名探偵に身を任せる#見立て・暗号#怪奇と幻想の香り
「ミステリーの館」へ、ようこそ 表紙画像
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「ミステリーの館」へ、ようこそ

はやみねかおる
シリーズ第10作。引退した老マジシャンのグレート天野がつくりあげた『ミステリーの館』に人々が招かれ、そこで一同を待っていたのは幻夢王と名乗る人物からの脅迫状だった。翌日には予告状の「消失マジック」という言葉どおりに老夫人が部屋から消え...
#名探偵に身を任せる#不可能犯罪・密室#作中作・メタ構造
あやかし修学旅行 鵺のなく夜 表紙画像
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あやかし修学旅行 鵺のなく夜

はやみねかおる
シリーズ第11作。虹北学園の修学旅行先がO県T市に決まる。龍神や鵺の伝説、不思議な石の話が残る土地で、楽しい旅になるはずだったが、学校には「修学旅行を中止せよ...
#名探偵に身を任せる#怪奇と幻想の香り#軽妙・ユーモア
笛吹き男とサクセス塾の秘密 表紙画像
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笛吹き男とサクセス塾の秘密

はやみねかおる
シリーズ10周年を飾る第12作。夕暮れの街に、笛吹き男が子どもたちを夢の国へ連れていってくれるという都市伝説が流れる。うわさの中心にあったのは、かならず成績が上がると評判のサクセス塾だった。名探偵夢水清志郎は岩崎三姉妹たちとともに塾の...
#名探偵に身を任せる#不可能犯罪・密室#見立て・暗号
オリエント急行とパンドラの匣 表紙画像
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オリエント急行とパンドラの匣

はやみねかおる
「名探偵夢水清志郎&怪盗クイーンの華麗なる大冒険」という副題どおり、作者の二つのシリーズが交差する一冊である。舞台はヨーロッパを横断するオリエント急行。古より伝わるパンドラの匣をめぐる事件が、古都イスタンブールから花の都パリへと向かう...
#名探偵に身を任せる#軽妙・ユーモア#歴史・異国ミステリ
ハワイ幽霊城の謎 表紙画像
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ハワイ幽霊城の謎

はやみねかおる
夢水清志郎のもとに舞いこんだ依頼は、ハワイからのものだった。大富豪アロハ山田家を幽霊の呪いから守ってほしいという。ところが100年前、アロハ山田家の先祖は清志郎の先祖らしき夢水清志郎左右衛門とすでに出会っていた。南海の楽園を舞台に、現...
#名探偵に身を任せる#館・クローズドサークル#怪奇と幻想の香り
卒業~開かずの教室を開けるとき~ 表紙画像
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卒業~開かずの教室を開けるとき~

はやみねかおる
シリーズ本編の締めくくりとなる舞台は虹北学園。岩崎三姉妹の亜衣・真衣・美衣やレーチたちの卒業が近づくなか、レーチが古い木造校舎の「開かずの教室」を開けてしまい、「夢喰い」が姿を現す。四十数年前の亡霊が、ふたたび学園を歩きまわりはじめる...
#名探偵に身を任せる#不可能犯罪・密室#怪奇と幻想の香り
名探偵夢水清志郎の事件簿1 名探偵VS.怪人幻影師 表紙画像
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名探偵夢水清志郎の事件簿1 名探偵VS.怪人幻影師

はやみねかおる
はやみねかおるが1994年に始めた〈名探偵夢水清志郎事件ノート〉を受け継ぐセカンドシーズンの開幕作。 50年前の町並みを再現したテーマパーク「レトロシティ」に、秘宝をねらう怪人幻影師が現れる。 語り手は小学6年生の宮里伊緒に代わり、妹...
#名探偵に身を任せる#クセの強い天才探偵#シリーズの幕開け
名探偵夢水清志郎の事件簿2 名探偵VS.学校の七不思議 表紙画像
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名探偵夢水清志郎の事件簿2 名探偵VS.学校の七不思議

はやみねかおる
〈名探偵夢水清志郎の事件簿〉第2作の舞台は、七不思議が六つしか伝わっていない武蔵虹北小学校。 七つめがそろったとき人は学校に囚われるという言い伝えがあるなか、 夢水清志郎と宮里伊緒、中島ルイは夜の学校でクラスメイトたちと七不思議に挑む...
#名探偵に身を任せる#怪奇と幻想の香り#不可能犯罪・密室
名探偵夢水清志郎の事件簿3 名探偵と封じられた秘宝 表紙画像
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名探偵夢水清志郎の事件簿3 名探偵と封じられた秘宝

はやみねかおる
〈名探偵夢水清志郎の事件簿〉第3作にして、シリーズ初の短編集。 およそ100年前、「絵封師」を名乗る者が鬼ヶ谷一族の秘宝のありかを3枚の絵に隠した—— その来歴をめぐる謎を掲げた一冊に、宮里伊緒と中島ルイ、岩崎亜衣・真衣・美衣ら歴代の...
#名探偵に身を任せる#見立て・暗号#通勤30分で1話
十角館の殺人 表紙画像
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十角館の殺人

綾辻行人
1987年9月に講談社ノベルスから世に出た綾辻行人のデビュー作であり、館シリーズの第1作。 大分県沖の無人島・角島に立つ十角形の館へ、大学の推理小説研究会に属する7人が合宿に渡る。 館を設計した建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋...
#館・クローズドサークル#物語の前提が崩れる#とにかく騙されたい
水車館の殺人 表紙画像
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水車館の殺人

綾辻行人
1988年2月に講談社ノベルスから世に出た館シリーズ第2作。仮面をつけ車椅子で暮らす当主・藤沼紀一と、 その妻・由里絵が住まう異形の館、水車館が舞台である。紀一の父は故人の幻想画家・藤沼一成で、 その遺作「幻影群像」には恐るべき秘密が...
#館・クローズドサークル#不可能犯罪・密室#不穏な余韻
迷路館の殺人 表紙画像
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迷路館の殺人

綾辻行人
館シリーズ第3作の舞台は、地下に造られた奇妙な館、迷路館。そこへ招かれた4人の作家が 莫大な「賞金」を懸け、この館を舞台にした推理小説を書き比べることになる。その競作の始まりは、 連続殺人の始まりにも重なっていく。建築家・中村青司の手...
#館・クローズドサークル
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緋色の囁き

綾辻行人
1988年10月に祥伝社ノン・ノベルから刊行された「囁き」シリーズの第1作。名門・聖真女学園高校の 「開かずの間」で少女が死に、「魔女」という謎の言葉だけが残される。転入生・冴子が胸に抱える 「赤い記憶」の秘密と、夜ごと少女たちを襲う...
#心理サスペンス#怪奇と幻想の香り#シリーズの幕開け
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人形館の殺人

綾辻行人
館シリーズ第4作で、飛龍想一が父から受け継いだ京都の屋敷「人形館」が舞台となる。 邸内の各所には顔のないマネキン人形が佇む。街で通り魔殺人が続発し、姿なき脅迫者の 影が迫るなか、想一は旧友の島田潔に助けを求める。舞台の京都は、作者自身...
#物語の前提が崩れる#心理サスペンス
殺人方程式 切断された死体の問題 表紙画像
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殺人方程式 切断された死体の問題

綾辻行人
1989年5月に光文社カッパ・ノベルスから出た、明日香井兄弟シリーズの第1作である。 儀式のため神殿に籠もった新興宗教の教主が厳重な監視をかいくぐって消え、 頭部と左腕を切断された死体で発見される。2ヵ月前には前教主も 奇怪な死を遂げ...
#頭をフル回転させたい#不可能犯罪・密室#読者への挑戦
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暗闇の囁き

綾辻行人
1989年9月に祥伝社ノン・ノベルから出た、「囁き」と名のつく連作の第2作である。 森の狭間に建つ白亜の洋館に美しく謎めいた兄弟・実矢と麻堵がいて、 その周囲で奇怪な死が相次ぐ。ある者は髪を、ある者は眼球を奪われ、 欠けた身体の一部が...
#心理サスペンス#怪奇と幻想の香り
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殺人鬼 覚醒篇

綾辻行人
夏の双葉山に集まった〈TCメンバーズ〉の一行を、突然現れた殺人鬼が襲う。 人が集う山でのひとときが血なまぐさい惨劇へ変わる、綾辻行人の本格ミステリ長編である。 『殺人鬼』として1990年に単行本化された作品で、殺傷の描写は苛烈であり、...
#怪奇と幻想の香り#ページをめくる手が止まらない#シリーズの幕開け
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霧越邸殺人事件

綾辻行人
信州の山中で吹雪に遭った劇団「暗色天幕」の一行が、謎めいた洋館「霧越邸」に足を踏み入れる。 外界から隔てられた邸内では不可思議な現象が起こり、やがて殺人事件がその滞在を脅かす。 綾辻行人が、事件を追う緊張と館に漂う幻想的な気配を重ねた...
#見立て・暗号#館・クローズドサークル#怪奇と幻想の香り
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時計館の殺人

綾辻行人
綾辻行人の「館」シリーズ第5作。鎌倉の外れに建つ通称・時計館を舞台に、オカルト雑誌の 取材班が巻き込まれる惨劇を描く。百八個の時計が置かれた館という設定が物語の隅々まで行き 渡り、閉ざされた空間の緊張が持続する。1991年に講談社ノベ...
#館・クローズドサークル#頭をフル回転させたい#週末をまるごと溶かす
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黒猫館の殺人

綾辻行人
火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬の依頼を、推理作家の鹿谷門実と江南孝明が引き受ける。 調査の道筋は東京から札幌、さらに阿寒へと続き、その先に深い森に建つ黒猫館がある。 綾辻行人の「館」シリーズ第6作であり、依頼人自身の過去...
#物語の前提が崩れる#頭をフル回転させたい
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黄昏の囁き

綾辻行人
兄の急死に疑問を抱いた医学生の翔二が、元予備校講師の占部とともに、その死の事情を調べ始める。 事件の謎を追う足もとには、幼い日の記憶と、得体の知れない囁きへの不安が横たわっている。 綾辻行人の「囁き」シリーズ第3作にあたり、身近な人の...
#心理サスペンス#不穏な余韻
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四〇九号室の患者

綾辻行人
綾辻行人による一人称の日記体の中編で、地の文で状況を整理する語り手を置かず、書き手が知り得たことしか紙に載らない形式をとる。原型は大学生のころの習作で、中編に書き直されたものが1993年に森田塾出版から、1995年に南雲堂から刊行され...
#心理サスペンス#不穏な余韻
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殺人鬼 逆襲篇

綾辻行人
1993年に『殺人鬼II...
#怪奇と幻想の香り#ページをめくる手が止まらない
鳴風荘事件 殺人方程式II 表紙画像
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鳴風荘事件 殺人方程式II

綾辻行人
明日香井兄弟が登場する「殺人方程式」シリーズの第2作。六年前に女流作家が殺された事件と 同じ月蝕の晩、山荘に集まった人々の前で酷似した手口の惨劇が起きる。手掛かりをすべて提示した うえで読者に挑む構成をとり、綾辻作品としては初めて「読...
#頭をフル回転させたい#読者への挑戦#凸凹コンビ・相棒
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眼球綺譚

綾辻行人
奇怪な事件を記した小説原稿に、夜中に一人で読むよう求める手紙が添えられて届く。 表題作「眼球綺譚」は、そんな一通の郵便から幕を開ける。 綾辻行人によるホラー短編集であり、怪奇と幻想の気配をまとった物語を集めた一冊である。 一編が短く、...
#怪奇と幻想の香り#通勤30分で1話
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フリークス

綾辻行人
巨大な才能と劣等感を抱えた科学者J・Mは、五人の子供に人体改造術を施し、「怪物」と呼んで責め苛んだ。その男が惨殺死体となって発見される。本格ミステリの骨組みに恐怖小説の手触りと異形への愛情を重ねた、中編三作の連作集である。1996年に...
#心理サスペンス#怪奇と幻想の香り
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どんどん橋、落ちた

綾辻行人
ミステリ作家・綾辻行人のもとへ持ち込まれる「問題」を集めた作品集。崩落して渡れなくなった 〈どんどん橋〉の向こう側、燃える〈ぼうぼう森〉のなか、ごく普通に暮らす一家。5編それぞれが 独立した難問として提示され、読者は作中人物と同じ位置...
#頭をフル回転させたい
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最後の記憶

綾辻行人
脳の病により、ほとんどすべての記憶を失いつつある母・千鶴。その心に最後まで残ったのは、 幼い頃に経験したという凄まじい恐怖の記憶だけだった。 死に瀕した母を今も苦しめるその記憶の源を、息子の波多野森吾がたどっていく。 2002年に角川...
#心理サスペンス#不穏な余韻
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暗黒館の殺人

綾辻行人
「館」シリーズ第7作。九州の山深く、湖の小島に建つ漆黒の館を舞台に、 招かれた大学生が浦登家の奇怪な宴へ足を踏み入れる。2004年に講談社ノベルスで上下巻 刊行され、講談社文庫では全4巻に及ぶ長大な一作。 第5回本格ミステリ大賞小説部...
#館・クローズドサークル#怪奇と幻想の香り#週末をまるごと溶かす
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びっくり館の殺人

綾辻行人
あやしい噂の絶えないお屋敷町に建つ洋館、その名もびっくり館。小学6年生の永沢三知也は館に住む少年と友だちになるが、少年の祖父が演じる腹話術劇は異様なものだった。やがてクリスマスの夜、館で密室の惨劇が起こる。綾辻行人の「館」シリーズ第8...
#館・クローズドサークル#不可能犯罪・密室
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深泥丘奇談

綾辻行人
怪談専門誌『幽』を主な発表の場として書き継がれた連作の第一集。2008年2月にメディアファクトリーの幽BOOKSから単行本が出て、のちにMF文庫ダ・ヴィンチ、角川文庫へと版を移した。語り手は現実の京都から座標がわずかにずれた“もうひと...
#怪奇と幻想の香り#通勤30分で1話#シリーズの幕開け
Another 表紙画像
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Another

綾辻行人
夜見山北中学校の三年三組に転校してきた榊原恒一は、クラスに漂う張りつめた空気を 妙だと感じる。同級生の見崎鳴が気になって近づこうとするが、そのたびに分からないことが増えていく。 『野性時代』に約3年にわたって連載され、2009年に角川...
#怪奇と幻想の香り#シリーズの幕開け#週末をまるごと溶かす
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深泥丘奇談・続

綾辻行人
連作の第二集。2011年3月にメディアファクトリーから単行本が出たのち、MF文庫ダ・ヴィンチを経て2014年9月に角川文庫へ収められた。廃神社に響く「鈴」、閏年に狂い咲く「桜」、神社で起きた「死体切断事件」。ミステリ作家の「私」は、眩...
#怪奇と幻想の香り#通勤30分で1話
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奇面館の殺人

綾辻行人
「館」シリーズの第九作。2012年1月に講談社ノベルスから刊行され、2015年4月に講談社文庫で上下二分冊となった。作中の年代は1993年。季節外れの吹雪で孤立した館〈奇面館〉で、主人・影山逸史に招かれた六人の客は、鍵のかかった仮面を...
#館・クローズドサークル#物語の前提が崩れる#頭をフル回転させたい
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Another エピソードS

綾辻行人
1998年の夏休み、両親と海辺の別荘を訪れた見崎鳴は、青年の幽霊と出会う。 死の前後の記憶を失った彼が探しているのは、自分自身の死体であり、少女との秘密の冒険がそこから始まる。 綾辻行人が『Another』の世界に再び光を当て、鳴の夏...
#怪奇と幻想の香り#不可能犯罪・密室
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深泥丘奇談・続々

綾辻行人
2004年から2016年にかけて怪談専門誌『幽』を主な舞台に書き継がれた連作の、第三集にして最終巻。単行本は2016年7月にKADOKAWAの幽BOOKSから、文庫は2019年8月に角川文庫から出た。濃霧の夜道、祭礼に賑わう神社、深夜...
#怪奇と幻想の香り#通勤30分で1話
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人間じゃない 綾辻行人未収録作品集

綾辻行人
単行本未収録のまま散らばっていた短編を集めた作品集の完全版。持ち主が悲惨な死を遂げ廃屋 同然となった別荘〈星月荘〉を訪れた四人の若者が事件に巻き込まれる表題作を軸に、『人形館の 殺人』の後日譚や『どんどん橋、落ちた』の番外編など、著者...
#通勤30分で1話#怪奇と幻想の香り#不可能犯罪・密室
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Another 2001

綾辻行人
2001年の夜見山北中学を舞台に、少年・比良塚想の視点から描く学園ホラー&ミステリである。 三年三組に進んだ想たちは、クラスに降りかかる災厄を防ぐために対策を講じるが、教室には不安が広がっていく。 綾辻行人が『Another』の三年後...
#怪奇と幻想の香り#週末をまるごと溶かす
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心の闇

綾辻行人
2026年6月に講談社文庫へ加わった、ミステリとホラーを4篇で見渡す選集である。 『深泥丘奇談・続』から採られた「心の闇」、『フリークス』の 「夢魔の手─三一三号室の患者─」、犯人当ての難問を正面から差し出す 「どんどん橋、落ちた」、...
#読者への挑戦#心理サスペンス#通勤30分で1話
黄金の灰 表紙画像
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黄金の灰

柳広司
柳広司が2001年に原書房から送り出した、小説家としてのデビュー作である。 舞台は1873年、オスマン・トルコの辺境にあるヒッサルリクの丘。 伝説の都市トロイアが実在した証として莫大な黄金を掘り当てたシュリーマンと、 その発掘現場が物...
#歴史・異国ミステリ
贋作『坊っちゃん』殺人事件 表紙画像
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贋作『坊っちゃん』殺人事件

柳広司
夏目漱石『坊っちゃん』の登場人物と文体を引き受け、原典の3年後を書き継いだ パスティーシュ長編である。松山を去って3年後、東京で再会した山嵐から赤シャツの 自殺を告げられた坊っちゃんは、真相を確かめにもう一度松山へ向かう。柳広司は デ...
#作中作・メタ構造#文芸の香り
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饗宴 ソクラテス最後の事件

柳広司
都市国家アテナイで、ソクラテスとクリトンが招かれた祝宴の翌朝、宴席にいた貴族の青年が広場で命を落とす。 哲人ソクラテスを推理の中心に据え、古代の都市に起きる事件を追う柳広司の長編ミステリーである。 『贋作「坊っちゃん」殺人事件』で朝日...
#専門知識で解く#歴史・異国ミステリ
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はじまりの島

柳広司
1835年、英国船ビーグル号の乗員11名が「悪魔の島」ガラパゴス諸島に上陸するところから始まる長編である。 調査のための滞在を決めた直後に白骨死体が見つかり、翌朝には宣教師が絞殺体で発見される。 島には殺人鬼が潜んでいるという噂もあり...
#館・クローズドサークル#専門知識で解く#歴史・異国ミステリ
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新世界

柳広司
1945年8月、原爆開発のために科学者が集まった砂漠の町ロスアラモスで、終戦を祝うパーティの夜に一人の男が殺される。 柳広司の『新世界』は、オッペンハイマーの遺稿という形で、この事件を描く歴史ミステリーである。 勝利の祝賀と殺人を同じ...
#歴史・異国ミステリ#不穏な余韻
パルテノン アクロポリスを巡る三つの物語 表紙画像
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パルテノン アクロポリスを巡る三つの物語

柳広司
紀元前5世紀のアテナイを舞台に、都市と人々の営みを描く三編の歴史小説集である。 ペルシア戦争を背景に、民主制とパルテノン神殿へ向けられた情熱が、古代ギリシアの栄華を人間の側から照らし出す。 表題作で目を向けたいのは、美を追い求めること...
#歴史・異国ミステリ
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ザビエルの首

柳広司
日本にキリスト教を伝えた聖フランシスコ・ザビエルの首が、あるはずのない鹿児島で発見されたという。その首と目を合わせてしまった修平の意識は、聖人が立ち会った400年以上前の殺人の現場へ跳ばされる。何の準備もないまま遠い過去の現場に立たさ...
#歴史・異国ミステリ#専門知識で解く
吾輩はシャーロック・ホームズである 表紙画像
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吾輩はシャーロック・ホームズである

柳広司
ロンドン留学中の夏目漱石が、自分をシャーロック・ホームズだと思い込んだら、という発想から始まる柳広司のミステリである。 作中の漱石は降霊会に参加し、その最中に霊媒師が殺される事件に遭遇する。 文豪の名と名探偵の名が一人の人物の上で重な...
#作中作・メタ構造#文芸の香り
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トーキョー・プリズン

柳広司
元軍人フェアフィールドに与えられたのは、巣鴨プリズンの囚人・貴島悟の記憶を取り戻すという任務だった。 その折にプリズン内で殺人が発生し、フェアフィールドは貴島の力を借りて事件を追うことになる。 記憶を取り戻すべき相手が、同時に捜査の協...
#歴史・異国ミステリ#不穏な余韻
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シートン探偵記

柳広司
『シートン動物記』の著者アーネスト・T・シートンを探偵役に迎えた連作短編集。 自叙伝を刊行した1940年のシートンのもとを新聞記者が訪ね、書かれなかった話を求めるところから 第一編が動きだす。狼王ロボ追跡中の殺人、盗難の疑いをかけられ...
#専門知識で解く#通勤30分で1話
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百万のマルコ

柳広司
13世紀末、イタリア半島・ジェノヴァの牢に新入りがやってきた。「マルコ・ポーロ」を名乗る男は、世にも不思議な物語を語りはじめる。だがその噺はいつも肝心なところが不可解なまま終わり、退屈を持て余した囚人たちが知恵を絞って真相を推理するこ...
#作中作・メタ構造#歴史・異国ミステリ#通勤30分で1話
漱石先生の事件簿 猫の巻 表紙画像
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漱石先生の事件簿 猫の巻

柳広司
中学2年生の「僕」が、英語の先生の家で暮らしはじめる。先生はとつぜん怒り出したり、いきなり驚くようなことを言ったりする人で、この家へ集まるのも先生といい勝負の変人ばかり。そんな毎日のなかで、僕は日常で起こる小さな「事件」をひっそりと解...
#コージー・ほっこり#通勤30分で1話
ジョーカー・ゲーム 表紙画像
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ジョーカー・ゲーム

柳広司
昭和12年秋、陸軍中枢の反対を押し切って結城中佐が設立したスパイ養成学校「D機関」。 互いの素性も知らない訓練生たちが、情報を奪い合う諜報戦に挑む連作五編である。 2009年に第30回吉川英治文学新人賞と第62回日本推理作家協会賞を同...
#歴史・異国ミステリ#シリーズの幕開け#通勤30分で1話
虎と月 表紙画像
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虎と月

柳広司
父が虎になったと聞かされた息子は、自分にも同じことが起きるのではないかと不安を抱く。 中島敦の『山月記』に着想を得た柳広司が、父の身に起きたことを息子の側から考えるミステリである。 父の残した一篇の漢詩を伴って、遠い文学の題材が、身近...
#文芸の香り#歴史・異国ミステリ
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ダブル・ジョーカー

柳広司
大日本帝国陸軍のスパイ組織「D機関」の陰で、もう一つの秘密諜報組織である風機関が設立される。同じ組織にスペアはいらず、「躊躇なく殺せ、潔く死ね」を叩き込まれた風機関が結城中佐のD機関を追い落としにかかる。表題作のほか、「魔術師」と呼ば...
#歴史・異国ミステリ#心理サスペンス
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キング&クイーン

柳広司
講談社創業百周年記念の書き下ろしとして2010年に世へ出た長編である。 元警視庁SPの冬木安奈が、チェスの世界王者アンディ・ウォーカーの護衛を引き受けるところから物語は動き出す。 相手の手を読み、相手の心を読むという盤上の思考法が、そ...
#心理サスペンス
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ロマンス

柳広司
昭和8年。子爵家に生まれ、ロシア人の血を引く麻倉清彬は、殺人の容疑をかけられた親友に呼び出されて上野のカフェーへ向かう。その外出から、取り返しのつかない出来事が動きだす。昭和初期の華族社会を舞台にした長篇ミステリである。2011年4月...
#歴史・異国ミステリ#文芸の香り
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怪談

柳広司
ラフカディオ・ハーンの『怪談』から「雪おんな」「ろくろ首」「むじな」「食人鬼」「鏡と鐘」「耳なし芳一」の6話を選び、 舞台をそのまま現代へ移し替えた短編集である。怪談と謎解きという相性の悪い二つを同じ器に収めた。 1編ごとに短く、読み...
#怪奇と幻想の香り#通勤30分で1話
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パラダイス・ロスト

柳広司
大日本帝国陸軍にスパイ養成組織「D機関」を作り上げ、異能の精鋭たちを統べる元締め、結城中佐。舞台は世界各国に広がり、各篇は独立して読める。ハワイ沖の豪華客船を舞台にしたシリーズ初の中篇「暗号名ケルベロス」を含む全5篇を収めた、「ジョー...
#歴史・異国ミステリ#物語の前提が崩れる
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幻影城市

柳広司
1942年の満州・新京、東洋一とうたわれた撮影所「満映」を舞台にした長編である。 脚本家志望の朝比奈英一は、ドイツ帰りの女性監督・桐谷サカエの指示で探偵映画の脚本を練りはじめる。 その作業と並行するように、撮影所では不可思議な事件が起...
#歴史・異国ミステリ#怪奇と幻想の香り
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ナイト&シャドウ

柳広司
日本のSP首藤が、アメリカのシークレットサービスで研修を受ける警護ミステリである。 異国の現場で大統領暗殺の予告に直面するという導入が、身辺を警戒する日々に大きな緊張を与える。 目を向けたいのは、人を守るという職務と、危険を先回りして...
#歴史・異国ミステリ
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ラスト・ワルツ

柳広司
仮面舞踏会、ドイツの映画撮影所、特急の車内へと舞台を移す、柳広司のスパイ短編集である。 帝国陸軍に秘密裏に設けられたD機関の諜報戦を描く「ジョーカー・ゲーム」シリーズの一冊だ。 「舞踏会の夜」では、華族出身で陸軍中将の妻となった顕子が...
#歴史・異国ミステリ#通勤30分で1話#物語の前提が崩れる
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象は忘れない

柳広司
能の演目から題名を取った五篇が、原子力発電所の事故のあとを生きる人々の現在を映し出す連作集である。安全を疑わなかった作業員、東京へ避難した母子、〈トモダチ作戦〉に加わった米空母の乗船員と、視点は篇ごとに入れ替わる。探偵の登場しない一冊...
#誰が犯人かより、なぜ#不穏な余韻
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柳屋商店開店中

柳広司
単行本に入らないまま散らばっていた短編とエッセイを一冊にまとめた作品集である。スパイものの系譜に連なる作品から、太宰治や芥川龍之介を下敷きにした一篇、シャーロック・ホームズの現れる物語まで並び、笑いを含んだ筆づかいのエッセイも収められ...
#通勤30分で1話#文芸の香り
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風神雷神

柳広司
風神雷神図屏風を残しながら生没年すら分かっていない絵師、俵屋宗達の一生を書き起こした歴史長編である。扇屋「俵屋」の後継ぎとして育った伊年が、醍醐の花見の屏風絵や出雲阿国の舞台、南蛮渡りの品々から意匠を貪り、本阿弥光悦との出会いを経て絵...
#歴史・異国ミステリ#週末をまるごと溶かす
太平洋食堂 表紙画像
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太平洋食堂

柳広司
1904年、紀州・新宮に王冠のかたちの看板を掲げて開店した「太平洋食堂」。その主人は、町の人々から「ひげのドクトル」と呼ばれて慕われた医師・大石誠之助である。戦争と差別を嫌い、幸徳秋水や堺利彦と交わるうちに「主義者」として国家に見張ら...
#歴史・異国ミステリ#誰が犯人かより、なぜ
アンブレイカブル 表紙画像
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アンブレイカブル

柳広司
治安維持法下の日本で言葉を手放さなかった人々を、四つの短編から描いた連作集である。蟹工船の乗組員だった男が内務省の役人に雇われ、小林多喜二の尾行を始める「雲雀」にはじまり、川柳で時代と切り結ぶ鶴彬、"消えた"記者を追う満鉄社員、哲学者...
#歴史・異国ミステリ#誰が犯人かより、なぜ
南風に乗る 表紙画像
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南風に乗る

柳広司
戦後、本土から切り離されて米軍の支配下に置かれた沖縄そのものを主人公に据えた歴史長編である。詩人の山之口貘、「アメリカが最も恐れた男」と呼ばれた政治家の瀬長亀次郎、東京から連帯の道を探した中野好夫。立場のまるで違う三人の視点を行き来し...
#歴史・異国ミステリ
パンとペンの事件簿 表紙画像
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パンとペンの事件簿

柳広司
原稿も翻訳も暗号解読も引き受ける――大正期に実在した文章の請負集団「売文社」を探偵役に据えた連作である。社長は堺利彦、集うのは世間から極悪人と呼ばれる社会主義者たち。暴漢に襲われた"ぼく"が彼らに助けられたところから、暗号文の解読や人...
#歴史・異国ミステリ#文芸の香り
コーリャと少年探偵団 表紙画像
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コーリャと少年探偵団

柳広司
ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を、13歳の少年コーリャの視点から語り直した長編である。列車をやり過ごす無謀な賭けに勝って町で一目置かれるようになった彼の前に三兄弟が帰ってきて、やがて父フョードルの死が殺人事件として立ち上がる...
#コージー・ほっこり#文芸の香り