ファイナンスで英語多読

財務諸表の読み方から企業価値評価まで、ファイナンス(企業財務)を英語で読む全50ユニット。1本650〜1,000語・全文日本語訳つき、中学英語レベルから読み進められます。

全 50 ユニット

ファイナンス(企業財務)を題材にした英語多読シリーズ、全50ユニットの目次です。財務諸表の読み方から企業価値評価まで、累計約40,000語の英文を、中学英語レベルから無理なく読み進められます。

📊 シリーズ情報 全50ユニット / 累計 約40,000語 / 各ユニット 650〜1,000語 / 推定読了時間 5〜10分 / 難易度 ★★☆☆☆(初中級)

このシリーズの使い方

コーポレートファイナンスのカリキュラムを順にたどりながら、財務諸表・投資判断・企業価値評価の考え方を英文で読み進めていきます。

多読の原則

  • 訳を見ずに、まずは英文だけで最後まで読み通す
  • 分からない単語があってもいったん飛ばして全体の流れをつかむ
  • 各ユニット末尾に日本語訳(全文) をまとめてあるので、答え合わせ用にお使いください

おすすめの進め方

  • 1日1ユニットなら、約2ヶ月で全50本を完走できます
  • 会計・財務の知識がある方は、興味のあるテーマから読み始めてもOK
  • Audible や Kindle Unlimited と組み合わせると、リスニング・多読の両輪が回ります

難易度

全ユニット共通で ★★☆☆☆(初中級) に設定しています。目安は中学英語+α、英検3級〜準2級レベルから挑戦可能です。ビジネス英語の語彙が自然と身につくのもこのシリーズの特徴です。

第1章 財務諸表を読む

ファイナンスの全体像から、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書という3つの財務諸表の読み方、そして簿価と時価の違いまで。

  1. 1-1 なぜビジネスパーソンはファイナンスを理解しなければならないのか
  2. 1-2 ビジネスの生命線 — キャッシュフローサイクルを理解する
  3. 1-3 貸借対照表の解読法 — 会社の健康状態のスナップショット
  4. 1-4 損益計算書の解読法 — 期間を通じた収益性の測定
  5. 1-5 キャッシュフロー計算書の解読法 — お金の流れを追う
  6. 1-6 簿価と時価 — 会計士と市場の意見が違う理由

第2章 財務比率分析

財務諸表を「分析」する技術。ROEを軸に、デュポン分解の3つのレバー、そしてROA・ROICまで。

  1. 2-1 財務比率分析入門 — プロが使う分析ツール
  2. 2-2 ROEの力 — 株主リターンの分解
  3. 2-3 ROEを動かす3つのレバー(その1) — 売上高利益率
  4. 2-4 ROEを動かす3つのレバー(その2) — 総資産回転率
  5. 2-5 ROEを動かす3つのレバー(その3) — 財務レバレッジ
  6. 2-6 ROEを超えて — ROAとROICで、より明確な全体像を

第3章 財務予測と成長

売上をもとに将来の財務諸表を予測し、必要な外部資金や持続可能成長率、成長の速さがもたらす経営課題を考える。

  1. 3-1 財務予測 — 対売上高比率法
  2. 3-2 初めてのプロフォーマ財務諸表作成
  3. 3-3 「穴」を埋める — 必要外部資金(EFN)の計算
  4. 3-4 持続可能成長率 — 会社はどれだけ速く成長できるか
  5. 3-5 急成長のワナ — 成長が速すぎるときの経営戦略
  6. 3-6 成長の鈍化 — 余剰キャッシュの賢い使い方

第4章 金融市場と資金調達

お金とアイデアが出会う市場の全体像。債券・株式・IPO・効率的市場仮説・デリバティブ。

  1. 4-1 金融市場の全体像 — お金とアイデアが出会う場所
  2. 4-2 債券の世界 — 負債による資金調達
  3. 4-3 株式の世界 — エクイティによる資金調達
  4. 4-4 IPOプロセス — 非公開企業から人気の公開企業へ
  5. 4-5 「効率的市場」とは何か — 市場に勝てるのか
  6. 4-6 デリバティブ入門 — ビジネスリスクのヘッジ

第5章 資本構成

負債(デット)と株式(エクイティ)の最適な組み合わせとは。M&M理論からトレードオフ理論・ペッキングオーダー理論まで。

  1. 5-1 資本構成入門 — デット vs エクイティのパズル
  2. 5-2 財務レバレッジの諸刃の剣 — リターンとリスクを増幅させる仕組み
  3. 5-3 M&M理論 — 資本構成は(本当に)重要か
  4. 5-4 トレードオフ理論 — 負債の節税メリットと倒産コストの最適なバランス
  5. 5-5 ペッキングオーダー理論 — なぜ企業は内部資金を好むのか

第6章 お金の時間的価値と投資評価

ファイナンスで最も重要な概念「時間価値」。割引計算・NPV・IRRで投資の良し悪しを判断する。

  1. 6-1 お金の時間的価値 — ファイナンスで最も重要な概念
  2. 6-2 将来価値と複利 — あなたのお金がどう増えるか
  3. 6-3 現在価値と割引 — 将来のお金の「今の」価値は
  4. 6-4 正味現在価値(NPV) — 最良の投資判断ルール
  5. 6-5 内部収益率(IRR) — プロジェクトの損益分岐リターン
  6. 6-6 NPV以外の投資評価指標 — なぜ依然としてNPVが最強なのか

第7章 投資判断のキャッシュフロー分析

プロジェクト評価の実務。増分キャッシュフロー・減価償却・運転資本・資本予算の落とし穴。

  1. 7-1 投資判断のためのキャッシュフロー分析 — With-Withoutの原則
  2. 7-2 減価償却費の扱い — キャッシュではない費用がキャッシュに与える影響
  3. 7-3 純運転資本(NWC)の影響 — プロジェクトにおける隠れた投資
  4. 7-4 資本予算のよくある落とし穴 — 見えないコストに注意
  5. 7-5 プロジェクトの寿命が違う場合 — どちらを選ぶべきか
  6. 7-6 投資資金が限られている時 — 最適なプロジェクトの選び方

第8章 リスクとリターン・資本コスト

リスクとリターンの基本関係、分散投資、そして企業のハードルレートとなるWACCとCAPM。

  1. 8-1 リスクとリターンの基本的な関係
  2. 8-2 分散投資 — ファイナンス唯一の「フリーランチ」
  3. 8-3 加重平均資本コスト(WACC) — 企業のハードルレート
  4. 8-4 株主資本コストの推定 — 資本資産評価モデル(CAPM)
  5. 8-5 WACCを使ったプロジェクト評価 — 使いどころと注意点

第9章 企業価値評価

DCF法による企業価値評価、ターミナルバリューの推定、M&Aのシナジー、そしてリアルオプション。

  1. 9-1 DCFアプローチを用いた企業価値評価
  2. 9-2 企業価値評価の鍵 — ターミナルバリューの推定
  3. 9-3 M&A(合併・買収) — シナジーによる価値創造
  4. 9-4 リアルオプション入門 — 経営の柔軟性を価値に変える